TOKIOの楽曲『手紙』(てがみ)は、
2013年3月20日にJ Stormからリリースされた47枚目の
シングルです。この
シングルは、前作『リリック』から2か月後のリリースとなり、映画『
だいじょうぶ3組』の主題歌として注目されました。表題曲である「手紙」は、映画のテーマに寄り添った感情豊かな歌詞が特徴です。
リリースの経緯
『手紙』は、
TOKIOの音楽スタイルの転機を示す重要な作品です。この
シングルがリリースされることにより、
TOKIOは次回作の『
ホントんとこ/Future|ホントんとこ_Future』から、
カップリング曲を含めた全収録曲をメンバー自身で制作する方向に舵を切りました。この変化は、のちに『月刊ソングス』の2014年8月号において語られており、メンバー全員による制作が始まることを示しています。結果的に、『手紙』は提供曲による最後の
シングルとなりました。
収録内容について
この
シングルは、初回限定版と通常版の2形態で発売されました。初回限定版には表題曲「手紙」のビデオクリップが収録されたDVDが付属されています。一方、通常版CDには
カップリング曲として「To be」と「夕灼けの街」が収録されています。
「手紙」の作詞はYUKIが担当し、作曲は
蔦谷好位置、編曲は
野間康介が手がけています。この楽曲は映画『
だいじょうぶ3組』の主題歌として、多くのファンに親しまれています。また、
カップリング曲である「To be」は、上田起士が作詞、Erik Lidbomが作曲、そして大西省吾が編曲を行いました。さらに、「夕灼けの街」は、黒田晃太郎が作詞・作曲を担当し、編曲は山原一浩が行いました。
特に注目すべきは、YUKIのデモ音源であるセルフカバーが
2018年1月31日にリリースされたベスト・アルバム『すてきな15才』に収録されている点です。このアルバムにより、再び「手紙」の魅力が広がりました。
総評
『手紙』は、
TOKIOにとって新しいスタートを切るきっかけとなった楽曲であり、映画とのコラボレーションが音楽の可能性を広げる一歩となっています。表題曲、
カップリング曲それぞれに異なる魅力があり、ファンにとっての思い出の一曲と言えるでしょう。
TOKIOの音楽が、これからどのように進化していくのかが楽しみです。
さらに興味がある方は、J Stormの公式サイトやJohnny's netによる紹介ページを訪れてみてください。