手賀沼ジュンのウナンサッタリ・パンツ

手賀沼ジュンのウナンサッタリ・パンツ

『手賀沼ジュンのウナンサッタリ・パンツ』は、FM NACK5で放送されていたラジオ番組です。お笑い芸人、シンガーソングライター、回文インストラクターなど、多彩な肩書きを持つ手賀沼ジュンにとって、初の冠ラジオ番組としてスタートしました。

番組概要

前番組「Co-sotto 1-6」の放送枠を引き継ぎ、手賀沼ジュンが得意とする歌ネタや回文などを活かしたバラエティ豊かなコーナーが展開されました。番組は「ウナパン」という略称で親しまれ、リスナーは「パンツァー」と呼ばれていました。手賀沼ジュンは、パンツァーは世界に8億人いると豪語していました。番組公式挨拶は「チャパティー」でしたが、残念ながら浸透しなかったようです。

NACK5の平日深夜番組「ラジオのアナ〜ラジアナ」木曜担当のパーマ大佐とは、ディレクターが同じ人物である縁から、互いにゲスト出演することも。

パーソナリティ

手賀沼ジュン
番組内では「テガジュン」と呼ばれることもありました。他の番組のパーソナリティからは、DJ T.Oには「ジュンさん」、ウォルピスカーターには「手賀沼さん」と呼ばれていました。

放送時間

2014年7月5日 - 2018年3月24日：毎週土曜日 25:00 - 30:00（日曜日未明1:00 - 6:00）
2018年3月31日 - 2021年3月27日：毎週土曜日 25:00 - 29:00（日曜日未明1:00 - 5:00）

番組開始当初は、NACK5の番組表で土曜25時 - 29時を「p1」、日曜5時 - 6時を「p2」と区分していました。これは、放送が日付をまたいでいたためです。手賀沼ジュン自身も、5時を境に挨拶を「おはようございます」に変えるなどの工夫をしていました。2018年3月31日以降は放送時間が短縮され、日付をまたがなくなったため、この区別はなくなりました。

タイムテーブル (2021年1月時点)

25時台
25:00 オープニング（直前の番組：ウォルピスカーターからの無茶振りに応える）
25:10頃 コーナー紹介
25:20頃 「手賀沼ジュンのもやもやクイズ」（出題）
25:40-26:00 箱番組「No.16」（パーソナリティ：DJ T.O）
26時台
26:10頃 「ゲストコーナー」または「テガヌマトピックス-テガトピ-」
26:30頃 「フリーメッセージは突然に」
26:35頃 「ナニシータ・イツドコーデ・ダレ」
27時台
27:00 「回文作りまSHOW！」
27:15頃 「キャチ キャチ コピしてる」または「手賀沼ジュンのウナンサッタリ・パンチライン」
27:40頃 月一コーナー
毎月第1週「手賀沼ジュンの生でTELTELさせて！」
毎月第2週「食べ物勝手にテーマソングトップ3」
毎月第3週「THE SONG OF TEGANUMIND（ザ ソング オブ テガヌマインド）～夜明け前のメロディー～」
毎月第4週「Mucha Blee Monster(ムチャ ブリー モンスター)」
毎月第5週「テガジュンプチリサイタル」
28時台
28:00 「メロディーで大喜利を」
28:30頃 「手賀沼ジュンのもやもやクイズ」（正解発表）
28:55頃 エンディング

番組終了時のコーナーにおける不文律

リスナーからネタ投稿を募るコーナーでは、他のリスナーと投稿内容が被った場合、たとえ面白いネタであっても原則として採用されないという不文律がありました。これは、ステッカーのプレゼント対象者を選ぶ際に困ってしまうためだと、手賀沼ジュン自身が説明していました。ただし、ネタ被りした投稿も、コーナー本編では読まれなくても、コーナー前後のトークで紹介されることがありました。

コーナー紹介

回文作りまSHOW！

リスナーからお題に合わせた回文を募集するコーナー。初期は年間ポイント制でチャンピオンには色紙が贈呈されましたが、後に優秀作品を選ぶ形式に変更されました。初回放送では手賀沼ジュン自身が回文を作る企画も行われました。

手賀沼ジュンのもやもやクイズ

略称は「もやクイ」または「テガもや」。手賀沼ジュン独自の視点による、聞いてもスッキリしないクイズが出題されるコーナー。リスナーは理由付きで回答を投稿し、正解者にはステッカーがプレゼントされました。ボケ解答が多く、手賀沼ジュンがキレ気味になる様子も人気でした。

メロディーで大喜利を

番組から出されたお題に対し、リスナーからの回答を手賀沼ジュンが自作のメロディーに乗せて歌うコーナー。お題は「こんな○○は嫌だ！」といったパターンが多く、手賀沼ジュンのツッコミも聴きどころでした。

テガヌマトピックス-テガトピ-

ゲストがいない週に放送されるフリートークコーナー。手賀沼ジュンが最近気になっていることや体験したことを語りました。

フリーメッセージは突然に

リスナーからのメッセージやふつおたを紹介するコーナー。他のコーナーが忙しく、メッセージが読まれにくい状況を改善するために新設されました。

ナニシータ・イツドコーデ・ダレ

リスナーが投稿した「誰が」「いつ」「どこで」「何をした」の中から、手賀沼ジュンがランダムに選び文章を作成するコーナー。コーナー名はサルバドール・ダリのもじり。

キャチ キャチ コピしてる

お題となるものに対してキャッチコピーをリスナーからTwitterで募集するコーナー。

手賀沼ジュンのウナンサッタリ・パンチライン

お題に合う一言（パンチライン）をリスナーからTwitterで募集するコーナー。

THE SONG OF TEGANUMIND（ザ ソング オブ テガヌマインド）～夜明け前のメロディー～

手賀沼ジュンがテーマに沿った楽曲を選曲し、蘊蓄を語るコーナー。本家である「THE SONG OF MIND～朝焼けのメロディー～」の小林奈々絵がジングルを担当し、手賀沼ジュンを驚かせました。

Mucha Blee Monster(ムチャ ブリー モンスター)

リスナーから寄せられた無茶振りに、手賀沼ジュンが即興で答えるコーナー。良い回答にはLittle Glee Monsterの楽曲が流れ、悪い回答にはゾンビの呻き声が流れました。

テガジュンプチリサイタル

手賀沼ジュンが生歌を披露するコーナー。

終了したコーナー（一部）

番組では、上記の他にも様々なコーナーが展開されました。「ウィークリースリムボーイ」や「ビジネスチャンスを探せ！」、恋愛相談コーナーなど、個性的な企画が多数存在しました。

エピソード

番組タイトルの「ウナンサッタリ・パンツ」は、ネパール語の「69のパンツ」という意味であることが、番組内で明かされました。また、2014年9月6日の放送では、手賀沼ジュンの歌ネタ王決定戦優勝を祝して、サンプラザ中野くんとETERNAL JOURNEYがサプライズゲストとして登場しました。

2020年には、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一時的に音楽セレクションを放送する期間がありましたが、その後通常放送を再開しました。

2021年3月27日、惜しまれつつ最終回を迎え、番組にゆかりのあるゲストからのメッセージが寄せられました。

外部リンク

FM NACK5 79.5MHz | 番組詳細

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