指宿洋史

指宿洋史



指宿洋史（いぶすき ひろし、1991年2月27日生まれ）は、日本のプロサッカー選手で、現在オーストラリアAリーグのアデレード・ユナイテッドFCでフォワードとしてプレーしています。彼は千葉県流山市出身で、センターフォワードやウイングのポジションを務めています。

経歴


指宿は幼少期からサッカーに親しみ、中学・高校時代には柏レイソルの下部組織に在籍しました。高校では千葉県立柏高等学校に通いながら、2008年のU-18ビジャレアル国際ユース大会で3位になり、注目を集めました。しかし、柏レイソルのトップチームへの昇格は果たせず、その後アルビレックス新潟の入団テストを受けることになります。

ジローナFCでのキャリア


指宿の運命が変わったのは、スペインのサッカーコーチであるジョアン・サルバンスからオファーを受けたことでした。2009年1月2日にジローナFCへの入団が発表され、日本人選手として初めてJリーグを経ずにスペインのプロクラブと契約した選手となりました。初出場は同年4月19日のエルクレス戦でした。その後、U-20日本代表にも選出され、アルクディア国際ユーストーナメントでは決勝点を挙げました。

ヨーロッパでの活動


指宿はその後、ジローナFCからレアル・サラゴサB、CEサバデルとレンタル移籍を経て、2011年にセビージャFCに移籍しました。セビージャではBチームでプレーしながらも、トップチームにも帯同。その後、ベルギーのKASオイペンやバレンシアCF・メスタージャにも活躍の場を移します。

Jリーグでの挑戦


2014年にはアルビレックス新潟に加入し、2017年にはジェフユナイテッド市原・千葉、2018年には湘南ベルマーレ、2021年には清水エスパルスに移籍しました。それぞれのチームで存在感を示し、特に移籍後の初得点を各クラブの重要な試合で決めました。2014年にはJリーグ初出場、翌年には初得点も記録しています。

アデレード・ユナイテッドへの加入


2022年にはオーストラリアのアデレード・ユナイテッドに加入し、Aリーグで新たなキャリアをスタート。移籍後、すぐにデビューを果たし、初ゴールも記録しました。

プレースタイル


指宿は身長195cmの長身であり、体格に恵まれた強さと高い足元の技術を兼ね備えた選手です。柏レイソルU-18時代には3トップの左ウイングでプレーし、影響を受けた選手としてフレデリック・カヌーテやエマヌエル・アデバヨールを挙げています。また、ズラタン・イブラヒモビッチを目標とし、将来の日本代表として期待されています。

所属クラブの履歴



指宿洋史は、これからもサッカー界での活躍が期待される選手です。

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