掛川市役所

掛川市役所について

掛川市役所は、静岡県掛川市の行政を担う地方公共団体としての役割を果たす施設です。市内には複数の庁舎が設置されており、それぞれが地域の特性に合わせた機能を持っています。

各庁舎の概要

本庁舎

1996年に竣工した掛川市役所本庁舎は、老朽化した旧庁舎に代わり建設されました。設計は林昌二が担当し、特徴的な外観と内部構造が評価されています。

• - 所在地: 静岡県掛川市長谷
• - 位置: 北緯34度45分55秒、東経138度0分3秒、標高38.35メートル
• - 敷地面積: 3万8000平方メートル
• - 構造: 地上6階、地下1階、鉄骨鉄筋コンクリート造（一部鉄骨造）、ステンレス葺屋根、磁器質タイル外壁
• - 建築面積: 767.72平方メートル
• - 延床面積: 1万6135.58平方メートル

特徴

• - 全面ガラス張りの外壁とドーム状の屋根が特徴的
• - 屋根の直下に掛川市議会の議場を設置
• - 開放的なアトリウムと、茶畑をモチーフにした内装
• - テラスには茶園の防霜ファンを設置し、空調効果を高める
• - シースルーエレベーターや展望ロビーを完備

受賞歴

• - 1997年 建築業協会賞
• - 1997年 中部建築賞
• - 1998年 日本建築学会作品選奨
• - 2000年 公共建築賞（中部地区）

フロア構成

（2020年4月14日時点）

• - 1階：市民課、税務課など
• - 2階：福祉課、保険年金課など
• - 3階：環境政策課、産業政策課など
• - 4階：建設課、都市計画課など
• - 5階：教育委員会、監査委員事務局など
• - 6階：議会事務局、市長室など

大東支所庁舎

1988年に竣工した大東支所庁舎は、旧大東町役場庁舎を転用したものです。現在は、掛川市役所の支所としての機能を担っています。

• - 所在地: 静岡県掛川市三俣
• - 構造: 地上4階

特徴

• - ホール部の曲線的なデザインと、多数の窓が特徴的
• - 展望台を設置
• - 大東市民交流センターを併設

フロア構成

（2020年2月6日時点）

• - 1階：市民窓口、福祉窓口
• - 2階：会議室、交流センター
• - 3階：保健センター、地域包括支援センター
• - 4階：図書室

大須賀支所庁舎

2008年4月に竣工した大須賀支所庁舎は、行政機能に加え、市民活動の支援拠点としても活用されています。

• - 所在地: 静岡県掛川市西大渕
• - 構造: 地上2階

特徴

• - 大須賀市民交流センターを併設
• - 行政、市民活動支援、農業協同組合などの機能を兼ね備える

フロア構成

（2015年7月28日時点）

• - 1階：市民窓口、地域交流スペース
• - 2階：会議室、多目的ホール

組織

掛川市役所の組織は、市長部局を中心に構成されています（2021年4月1日時点）。教育委員会、監査委員、農業委員会、消防本部は割愛します。また、議決機関についてもここでは割愛します。

主な組織として以下のようなものがあります。

• - 市長公室
• - 総務部
• - 企画政策部
• - 市民部
• - 福祉部
• - 環境経済部
• - 建設部
• - 上下水道部

その他の情報

• - 関連施設: [掛川市]]役所前駅
• - 外部リンク: [庁舎案内 - 掛川市

掛川市役所は、市民の生活を支えるだけでなく、地域の活性化にも貢献する重要な役割を果たしています。各庁舎の特色を理解することで、より効果的に行政サービスを利用することができます。

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