揖保川パーキングエリア

揖保川パーキングエリアの概要

揖保川パーキングエリア（いぼがわPA）は、兵庫県宍粟市山崎町青木にある中国自動車道上のパーキングエリアです。この施設は、岡山や広島方面に向かう下り線に位置しており、利用者にとっての重要な休憩スポットとなっています。

歴史的背景

揖保川PAの歴史は、2005年9月30日にさかのぼります。この日、下り線側に設置されていたスナックとショッピングコーナーが営業を終了しました。この店舗は、道路公団の最終営業日と同時に閉鎖されたため、利用者にとっては大きな変化となりました。翌日の10月1日からは、新たにNEXCOが業務を開始することに伴い、自動販売機のみでの営業が行われることになりました。

また、上り線（大阪方面側）は、従来はトイレのみの施設でしたが、その後自動販売機が追加され、利用者の利便性が増しました。しかし、揖保川PAは兵庫県内の中国自動車道上において、唯一売店を持たない休憩施設として特異な存在となっています。

施設の構成

揖保川PAは、上り線と下り線の両方向に駐車場とトイレを備えています。駐車場のキャパシティは、大型車12台、小型車14台、二輪車4台という構成です。トイレは男女別で、男性用トイレには和式がありませんが、洋式が2基と小便器が3基、女性用トイレには和式1基、洋式4基が設置されています。また、車椅子利用者向けに専用のトイレも完備されています。

特に、自動販売機については、下り線側には災害対応型が設置されており、非常時にも利用できるように配慮されています。

アクセスと周辺

揖保川パーキングエリアは、中国自動車道上に位置し、山崎ICや宍粟JCTとのアクセスが容易です。かつては、山崎ICと揖保川PAの間に料金所があったものの、2004年12月には廃止されました。現在は、PAの両側に広がる中国自動車道を利用する際の便利な休憩地となっています。

さいごに

揖保川PAは、独特の特徴を持ったパーキングエリアとして、多くのドライバーに利用されています。スナックや売店がないため、必要最低限のサービスが提供される場ではありますが、それでも自動販売機やトイレを備えていることで、利用者に安らぎを与えています。このような施設があることで、中国自動車道を利用する際の旅がより快適になることでしょう。

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