敦子 (モデル)

モデルから母へ、そして助産師へ：敦子さんの人生の軌跡

1978年7月17日生まれの敦子さんは、奈良県出身の女性ファッションモデルです。華やかなモデルの世界から、多子家庭の母、そして助産師へと、彼女の人生は常に変化と挑戦に満ち溢れています。

大学時代からモデルとしてのキャリアをスタートさせました。1999年には『JJ』の専属モデルとして活躍、2000年にはキリンビールのキャンペーンガールに抜擢されるなど、順風満帆なキャリアを歩み始めます。その後は、いくつかの芸名で活動し、DVDもリリースするなど、マルチに才能を発揮しました。

2004年、歌手CHEMISTRYの堂珍嘉邦さんと結婚。結婚を機に、堂珍敦子として活動を始めます。同年、第1子となる男児を出産。出産を経て、30代主婦層向けのファッション誌『VERY』で活躍の場を再開。2006年7月号からは、表紙モデルも務めました。しかし、第2子妊娠のため、2007年6月号をもって表紙モデルを卒業します。同年、第2子となる男児を出産されました。

その後も、2009年には双子（男女）を、2014年には第5子となる男児を出産。4人の子供を持つ多忙な日々を送る中で、敦子さんは新たな人生の転換期を迎えます。

2015年、発展途上国の妊産婦支援活動をしている人物との出会いをきっかけに、助産師を目指したいという強い思いを抱き、受験勉強を開始。2017年、4年制看護学校に入学し、厳しいながらも充実した学生生活を送ります。

そして2019年1月1日、前年末に堂珍嘉邦さんと離婚したことが公表され、同時に芸名を敦子に戻しました。離婚という大きな転換点を経ながらも、敦子さんは自身の目標に向かって進み続けます。

2021年、看護学校を卒業し、看護師免許を取得。さらに、1年間の助産師学校を経て、2022年3月、助産師資格を取得しました。同年4月からは、病院勤務の助産師として、新たなキャリアをスタートさせました。

モデルとしての華やかな経歴、多子家庭の母としての経験、そして助産師としての専門性。敦子さんの歩みは、まさに人生の多様性を体現していると言えるでしょう。

彼女の活動はモデル業だけにとどまりません。これまで、いくつかのテレビドラマやCM、広告にも出演。雑誌『JJ』や『VERY』へのモデル出演に加え、「甘え上手」な子育て論といった書籍も出版しています。

プライベートでは、5人の子供たちの母として、家庭を支える傍ら、助産師として社会貢献を果たしています。モデル、母、そして助産師。それぞれの立場で得た経験と知識を活かし、彼女はこれからも多くの女性たちの支えとなる存在であり続けることでしょう。

敦子さんの人生は、常に挑戦と変化に満ちた、ドラマチックな物語です。その物語は、多くの女性たちに勇気と希望を与え続けていると言えるでしょう。

もう一度検索