新井晴樹

新井晴樹：異色の経歴を持つプロサッカー選手

新井晴樹は、1998年4月12日生まれ、埼玉県深谷市出身のプロサッカー選手です。現在はJ2リーグの水戸ホーリーホックでミッドフィルダー（MF）として活躍しています。彼のサッカーキャリアは、決して順風満帆なものではありませんでしたが、その異色の経歴が注目されています。

アマチュアからプロへの転身

新井選手は、国士舘大学卒業後、2021年にJFL（日本フットボールリーグ）のFCティアモ枚方に加入しました。大学時代やJFL時代は、それほど目立った選手ではありませんでしたが、練習試合でセレッソ大阪と対戦した際に、その才能が開花しました。当時のセレッソ大阪の監督であったレヴィー・クルピ氏の目に留まり、練習参加を経て、2021年7月にJ1のセレッソ大阪に期限付き移籍を果たします。この移籍は、アマチュア選手だった新井選手にとって大きな転機となりました。プロ契約を果たすまで、大阪府枚方市内の会社である匠建枚方に勤務していたという異色の経歴の持ち主です。

セレッソ大阪での経験

セレッソ大阪では、2022年のシーズン最初のカップ戦であるガンバ大阪との大阪ダービーで、今季初出場を果たしました。この試合では、スピードを活かしたプレーでチームメイトとの連携から決勝点をアシストし、その実力を証明しました。しかし、出場機会は限られており、2022年6月にはクロアチアのHNKシベニクに期限付き移籍することになります。

クロアチアでの挑戦

HNKシベニクでは、主力選手としてリーグ戦35試合に出場し、2得点を挙げるなど、海外でのプレーを経験しました。クロアチアの他の上位クラブや他の欧州クラブからもオファーがありましたが、セレッソ大阪への復帰を決意し、2023年7月に再び期限付き移籍でセレッソ大阪に加入しました。

再びセレッソ、そして水戸へ

セレッソ大阪では、数字を残すことを目標にしていましたが、出場機会に恵まれず、その目標を達成することはできませんでした。2024年には、水戸ホーリーホックに完全移籍し、ウィングバックのポジションでレギュラーを獲得しました。水戸では、その持ち前のスピードと攻撃力を活かし、チームの勝利に貢献しています。

プレースタイルと特徴

新井選手のプレースタイルは、スピードに乗ったドリブルと、正確なパスが持ち味です。特に、攻撃時には、そのスピードを活かして相手ディフェンスを翻弄し、チャンスを演出します。また、味方との連携プレーも得意で、ゴールをアシストする能力も高い選手です。

これからの活躍

新井選手は、これまで多くの経験を積んできました。その経験を活かし、水戸ホーリーホックでの活躍はもちろん、今後の更なる成長が期待されています。彼の今後のプレーに、多くのサッカーファンが注目しています。

所属クラブ

FCチベッタ深谷
FCアウル
正智深谷高等学校
国士舘大学
2021年 - 2023年 FCティアモ枚方
2021年7月 - 2022年6月 セレッソ大阪 (期限付き移籍)
2022年6月 - 2023年6月 HNKシベニク（期限付き移籍）
2023年7月 - 同年12月 セレッソ大阪 (期限付き移籍)
2024年 - 水戸ホーリーホック

個人成績

Jリーグ初出場:2021年8月9日 J1第23節 ベガルタ仙台戦（ヨドコウ桜スタジアム）
Jリーグ初得点:2024年8月31日 J2第29節 愛媛FC戦（ケーズデンキスタジアム水戸）

関連項目

セレッソ大阪の選手一覧
FC TIAMO枚方の選手一覧
水戸ホーリーホックの選手一覧
ヨーロッパのサッカーリーグに所属する日本人選手一覧

外部リンク

新井晴樹 (@haru__soccer) - Instagram
新井晴樹 (@haruking_soccer) - X（旧Twitter）
新井晴樹 - Soccerway.com (英語)
新井晴樹 - FootballDatabase.eu (英語)
新井晴樹 - WorldFootball.net (英語)
新井晴樹 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
新井晴樹 - J.League Data Siteによる選手データ
* 新井晴樹 - playmakerstats.com (英語)

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