新伍のわがまま大好き

新伍のわがまま大好き

『新伍のわがまま大好き』は、1987年の4月7日から同年の9月22日まで、テレビ朝日の系列局で放送されたトーク番組・バラエティ番組です。制作は朝日放送が手がけ、毎週火曜日の21時から21時54分までの約54分間、視聴者に愛される内容を提供しました。

番組の特徴

この番組の最大の魅力は、司会を務めた山城新伍の司会術でした。彼は豊かなトーク力を活かし、一般視聴者の悩み相談に対して、パネラーたちとともに親身になって応じました。パネラーには、桂朝丸（後の桂ざこば）、やしきたかじん、横山やすし、高見恭子、さらには山城の元夫人である花園ひろみが名を連ねていました。

1987年8月以降は、せんだみつおもレギュラーに参加し、番組はさらに賑やかになりました。構成は二部構成で、最初の部分は視聴者から寄せられた悩み相談を取り扱い、後半ではクイズコーナーや軽快なトークが繰り広げられました。特に、「反省会コーナー」は視聴者にとって親しみやすく、なじみの深いコーナーの一つとなりました。

クイズコーナーの人気

番組では、雑学に基づいたクイズも出題され、視聴者が知識を深めたり楽しんだりする場となりました。このコーナーは、単なる娯楽だけでなく、学びの要素も多く取り入れられており、視聴者には思わず手を挙げたくなるような内容が詰まっていました。クイズによって、知識を楽しむだけではなく、視聴者同士の競争心も引き出されるような工夫がされていました。

論争を巻き起こした初回放送

1987年4月7日の放送初日には、各新聞のテレビ欄に「FF取材お断りの話題番組」と記載され、多くの注目を浴びました。このキャッチーな文言は、番組への興味を引くためのものであり、結果として視聴者を引き付けることに成功しました。

ほかのエピソードと放送中の影響

また、特別番組が放送されるため、例えば1987年8月11日には特別番組『スーパースター石原裕次郎と歌謡史』が放送されるため、本番組は休止となりました。これにより、一時的に番組の流れが変わることもありましたが、視聴者の期待感は変わらず高まっていました。

結論

『新伍のわがまま大好き』は、視聴者とのインタラクションを大切にした形式のバラエティ番組であり、そのトーク内容やクイズの内容は今でも多くの人々の記憶に残っています。放送終了から時間が経てもなお、当時のファンの方々に愛され続ける番組となっています。

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