新同盟

新同盟（社会自由党）とは

新同盟（社会自由党）（リトアニア語: Naujoji sąjunga (socialliberalai)）は、かつてリトアニアに存在した中道左派政党です。略称はNS(SL)で、日本語では新連合（社会自由党）とも訳されます。欧州自由民主改革党に参加し、自由主義インターナショナルにもオブザーバー参加していました。

設立は1998年。党首はアルトゥーラス・パウラウスカスが務めました。2011年4月9日に労働党に吸収合併され、その歴史に幕を閉じました。

党の理念と方針

新同盟は、社会自由主義を標榜し、以下の価値を重視していました。

個人の自由
社会の団結
国民の福祉
公正さ

これらの価値に基づき、自由で公正な社会の実現を目指していました。

歴史

新同盟は、リトアニアの政治において、以下のような足跡を残しました。

2000年: リトアニア自由連合 (LLS) とともに連立政権を樹立。
2001年: リトアニア社会民主党 (LSDP) と連立政権を樹立。
2004年: 労働党 (DP) も連立政権に加わる。
2002年リトアニア大統領選挙: アルトゥーラス・パウラウスカスが立候補するも、得票率は8.31%で第3位。
2004年リトアニア大統領選挙: ヴィリヤ・ブリンケヴィチューテが立候補し、得票率は16.6%で第4位。
2004年リトアニア議会選挙: 社会民主党と選挙連合「リトアニアのための労働のために」を組み、141議席のうち11議席を獲得。
2008年リトアニア議会選挙: 左派諸政党が議席を大きく減らす中、新同盟も1議席のみの獲得にとどまる（得票率3.7%）。
2011年4月9日: 労働党に吸収合併。

新同盟は、リトアニアの政治において一定の役割を果たしましたが、最終的には労働党に吸収合併される形で消滅しました。

関連項目

リトアニアの政党一覧
自由主義
* 自由民主主義

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