新城インターチェンジ

新城インターチェンジ

新城インターチェンジ（しんしろインターチェンジ）は、愛知県新城市に設置された新東名高速道路の重要な交通拠点です。このインターチェンジは、新城市だけでなく、隣接する設楽町など周辺地域への玄関口としての役割を果たしています。高速道路の管理という点では、当ICを境に中日本高速道路の名古屋支社と東京支社の管轄が分かれており、当IC自体は名古屋支社の管轄下にあります。

歴史

新城インターチェンジは、比較的新しいインターチェンジです。

2014年9月18日：インターチェンジの正式名称が「新城IC」に決定されました。
2016年2月13日：新東名高速道路の浜松いなさジャンクションから豊田東ジャンクションまでの区間が開通したのに伴い、供用が開始されました。
2017年6月24日：国土交通省が推進する社会実験として、高速道路の一時退出実験が試行開始されました。これはETC2.0を搭載した車両に限定され、当ICで一時的に流出し、近隣の「道の駅もっくる新城」に立ち寄った後、1時間以内に再び当ICから同じ方向に再流入した場合、高速道路を降りずに利用した場合と同じ料金が適用されるというものです。
2020年3月27日：一時退出実験における道の駅への滞在可能時間が、従来の1時間以内から3時間以内に延長されました。
2022年7月1日：一時退出実験における滞在可能時間が、3時間以内から2時間以内に変更されました。
2025年4月16日：料金所がETC専用となる予定です。

周辺施設

新城インターチェンジの周辺には、地域の生活や観光、産業を支える様々な施設があります。

道の駅もっくる新城：地域産品の販売や情報提供を行う施設で、高速バス乗り場も併設されています。一時退出実験の対象施設でもあります。
ジェイアールバス関東新城支店：高速バスを含むバス路線の運行拠点です（2021年10月28日より営業開始）。
新城総合公園：広大な敷地を持つ総合公園です。
新城有海工業団地：地域の主要な工業団地の一つです。
三菱電機 新城工場：大手電機メーカーの工場。
オーエスジー 新城工場：切削工具メーカーの工場。
飯田線 三河東郷駅：JR飯田線の駅です。
長篠城跡：戦国時代の古戦場として知られる史跡です。

接続する道路

新城インターチェンジは、以下の一般道と直接接続しています。

国道151号
新城市道（旧国道151号）

料金所

料金所には合計5つのブースが設置されています。

入口：2ブース
ETC専用：1ブース
ETC/サポート：1ブース
出口：3ブース
ETC専用：1ブース
ETC/サポート：1ブース
サポート：1ブース

隣接する施設

新東名高速道路上での新城インターチェンジの隣接施設は以下の通りです。

浜松浜北IC (14)
浜松SA/SIC (14-1)
浜松いなさJCT (15)
新城IC (16)
長篠設楽原PA
* 岡崎東IC (17)

新城インターチェンジは、新東名高速道路の開通により、愛知県東部地域の交通利便性を高め、地域経済や観光の振興に貢献しています。将来のETC専用化など、施設の運用も進化を続けています。

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