新宿三丁目イーストビル

新宿三丁目イーストビルの概要

新宿三丁目イーストビルは、東京都新宿区新宿3丁目に位置する大型の複合商業施設です。2007年1月に完成し、同年2月に開業したこのビルは、地上14階、地下3階という大規模な構造を持ち、高さは約80メートルに達します。1階から8階はデパートの新宿マルイアネックスが占めており、9階から13階にはシネマコンプレックスの新宿バルト9があります。新宿エリアにおける重要なランドマークとして、多くの人々に利用されています。

新宿バルト9の特徴

新宿バルト9は、旧東映映画館の跡地に新たにオープンしたシネマコンプレックスです。2007年2月9日にグランドオープンし、新宿ピカデリーやTOHOシネマズ新宿と並んで新宿エリアの代表的な映画館の一つとなりました。全スクリーンはデジタル上映に対応しており、映像の質にもこだわっています。また、スモーキングルームも完備されており、映画鑑賞の際には便利です。映画のラインナップは、東宝や松竹東急系の作品を中心に、バラエティ豊かに上映されており、年に数回チェーンマスターとしての役割も果たしています。2022年12月1日には、シアター6に最先端のドルビーシネマを導入し、より迫力のある視聴体験が提供されています。

新宿マルイアネックスの魅力

新宿マルイアネックスは、2007年2月に「マルイシティ-1」として開業し、その後名称が変更され、2009年にはリニューアルオープンを果たしています。この施設は、ファッションや雑貨、飲食店などさまざまな店舗が集まっており、新メンズ館が特に注目を集めています。7階にはプラモデルや鉄道模型を扱う専門店があり、8階には多彩な飲食店舗が揃ったレストラン街「OIOI The Dish」があります。このように、多彩な店舗が集まっているため、買い物や食事に訪れる際には非常に便利です。

新宿東映会館の歴史

新宿東映会館は、1957年に日本の映画文化を支えるためにオープンした東映の直営モデル劇場でした。1,450席を有する大劇場としてスタートし、主に邦画や洋画を上映してきました。1972年には改装を経て4館体制となり、多くの映画ファンに親しまれましたが、建物の老朽化に伴い、2004年1月9日に閉館しました。その後、以前の東映系映画館であった新宿スカラが、代替として機能を果たすことになりました。新宿東映会館の跡地に新たに誕生した新宿バルト9は、こうした歴史を引き継ぎながらも新しい映画体験を提供しています。

結論

新宿三丁目イーストビルは、新宿の中心にて、買い物や映画鑑賞を楽しむための重要な拠点です。新宿バルト9で話題の映画を鑑賞し、合間に新宿マルイアネックスでショッピングや食事を楽しむことができるこの場所は、訪れる人々にとって魅力的なエンターテインメントの場となっています。映画館の歴史の中に息づく文化と、現代の商業施設の融合を感じながら、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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