新山恵

新山恵（にいやま めぐみ）は、1984年（昭和59年）のミス・ユニバース日本代表として選出された女性です。

東京都三鷹市出身の新山は、自動車会社に勤務し、銀座や新宿のショールームで案内係として働いていました。22歳の時、ミス・ユニバースに応募し、見事に関東地区代表として選ばれます。

1984年3月30日、大阪市のザ・シンフォニーホールで開催されたミス・ユニバース日本大会において、新山は日本代表の座を獲得しました。前年度の代表である山口遊子から王冠を受け継いだ新山は、「世界大会では、日本女性の豊かさをアピールしたい」と抱負を語りました。

同年7月、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミで開催された世界大会に日本代表として出場しましたが、残念ながら入賞は果たせませんでした。しかし、その美しさと知性は、世界中の注目を集めました。

翌1985年（昭和60年）3月には、後任となる古沢初美に王冠を譲りました。偶然にも、古沢は前任者である山口と同じ豊中市に住む女子大生でした。

新山恵のミス・ユニバース日本代表としての活動は、日本の美を世界に発信する上で重要な役割を果たしました。彼女の活躍は、多くの人々に勇気と希望を与えたと言えるでしょう。

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