新山詩織

新山 詩織 - シンガーソングライター・女優

新山詩織（にいやま しおり）は、1996年2月10日生まれの埼玉県出身のアーティストです。彼女はシンガーソングライターであり、作家、女優としても活躍しています。また、音楽レーベルB ZONEに所属しています。

略歴

新山詩織の音楽のルーツは、幼少期に遡ります。彼女の父親が影響を与え、70～80年代のブルース、パンク、ロックを小学生の頃から好んで聞いて育ちました。最初はピアノを習っていましたが、家庭にあったエレキギターに興味を持ち、中学入学と同時に軽音楽部に参加。そこでガールズバンドを結成しました。彼女はリードギターを担当しつつ、時にはリードボーカルも務めました。

中学卒業前、初めて作詞と作曲を手がけたオリジナル曲『だからさ』を完成させ、春休みには1人で路上ライブを行いました。その後は高校に進学しますが、軽音楽部がない学校だったため、より本格的に音楽に取り組む決意をし、ギターと歌のレッスンを受講。様々な場所で路上ライブを行って、多くの人々に彼女の音楽を届けようと努力しました。

2012年、高校2年生になった彼女は、「Treasure Hunt ～ビーイングオーディション2012～」に応募します。最終審査では、『だからさ』と椎名林檎の『丸ノ内サディスティック』を披露し、見事グランプリを獲得。これが彼女のメジャーデビューへの道を開くことになりました。

メジャーデビュー後、2012年12月12日に0thシングル『だからさ ～acoustic version～』を発表。この日、新山詩織のオフィシャルサイトとブログもオープンし、彼女の新たなスタートを知らせました。

2013年4月17日には、シングル「ゆれるユレル」で正式にメジャーデビューを果たします。この年は様々なイベントやメディア出演を通じて、自身の音楽スタイルを確立していきました。さらに、映画『絶叫学級』の主題歌として「Don't Cry」が選ばれるなど、多方面で活躍の場を広げていきます。

活動とキャリアの発展

新山詩織は2018年に渋谷WWWでのライブを最後に一時活動を休止しましたが、2021年には再び活動を再開。新曲やライブを通じて、ファンとの交流を大切にし、着実に新しい作品を発表しています。

2022年にはミニアルバム「I’m Here」をリリースし、全国ツアーも行いました。特に、2023年には新しいアルバム「何者 ～十人十色～」のリリースを控え、ライブツアーも予定されています。

新山詩織は、音楽活動だけでなく、女優業にも挑戦しています。フジテレビ系月9ドラマ「ラヴソング」への出演を通じて、幅広いジャンルで活躍しています。音楽と演技の両立を追求する姿勢には、自身の成長を模索する強い意志が垣間見えます。

人物像

音楽への情熱と共に、心理学を学ぶための専門学校にも通い、自己成長に励む新山詩織。無類の猫好きで、実家では3匹の猫を飼っています。信念として「神に誓うな、己に誓え。」を掲げ、アーティストとしての道を着実に歩んでいる彼女は、多くのファンに支持され続けています。好きなアーティストとしては、チバユウスケや椎名林檎、Vanessa Carltonなど多岐にわたり、幅広い音楽センスを持つことでも知られています。

新山詩織の未来に、ますますの期待が寄せられています。

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