新木停留場

新木停留場の紹介

新木停留場（しんぎていりゅうじょう）は、高知県高知市高須新木に位置し、とさでん交通の後免線に属する路面電車の停留場です。この停留場は地域の交通網の一部として、地元住民や訪れる人々に便利なアクセスを提供しています。

歴史

新木停留場は、1910年（明治43年）に開業しました。この年には、土佐電気鉄道が葛島橋西詰停留場から鹿児停留場までの区間を開通させた際、同時に設けられたものであり、当時の地域交通に大いに貢献しました。長い歴史を持つ停留場であり、地域の発展とともに歩んできました。

2014年（平成26年）には、土佐電気鉄道が高知県交通と経営統合し、とさでん交通が誕生しました。これにより、新木停留場もとさでん交通の一部となり、現代の交通網の中での重要性がさらに高まりました。

停留場構造

新木停留場は、2面の乗り場を持ち、2本の線路が向かい合う相対式の構造をしています。北側のホームは後免町方面行き、南側のホームははりまや橋方面行きとなっています。はりまや橋方面行きのホームには安全地帯が設けられていますが、後免町方面行きの乗り場は、北側に並走する道路上に白線で示されています。このため、乗降の際には利用者が注意を払う必要があります。

周辺施設

新木停留場周辺には、地域の生活に密着した様々な施設があります。例えば、高知新木郵便局やマルナカ高須店、ナンコクスーパー高須店などがあり、住民に便利なサービスを提供しています。また、舟入川が近くに流れており、国道195号も通るため、交通の要所としての役割も果たしています。さらに、高知公共職業安定所や高知健康科学大学といった公共施設も近隣に存在し、多くの人々が訪れる場所となっています。

隣接停留場

新木停留場の隣には、東新木停留場と介良通停留場があります。とさでん交通の後免線の一部として、乗り換えや利用する際の利便性を高めています。

結論

新木停留場は、1910年に開業以来、地域の交通インフラとして重要な役割を果たしてきました。歴史的、地域的な背景を持ちながら、周辺の生活利便施設と連携し住民に貢献する存在であり続けています。これからも多くの人々にとって、便利で頼りにされる交通拠点であり続けることでしょう。

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