新潟市鳥屋野総合体育館

新潟市鳥屋野総合体育館

新潟市鳥屋野総合体育館は、新潟県新潟市中央区神道寺南二丁目に位置する総合的なスポーツ施設です。施設の所有者は新潟市であり、一般財団法人新潟市開発公社が指定管理者として運営管理を担っています。

この体育館は、1978年（昭和53年）から1983年（昭和58年）にかけて整備が進められ、供用が開始されました。主要な構成要素として、体育館棟、屋内プール棟、武道館棟の三つの建物から成り立っており、様々なスポーツやレクリエーション活動に対応できる設備を備えています。

かつて、プロバスケットボールチームである新潟アルビレックスBBは、bjリーグに所属していた2009-10シーズン以降、本体育館をホームアリーナの一つとして利用していました。しかし、現在Bリーグの公式戦を開催するためには5,000人以上の観客収容能力が必要とされており、本体育館はその基準を満たしていないため、Bリーグのホームゲーム会場としては使用されていません。

施設名に「鳥屋野」とありますが、同じ新潟市中央区女池南三丁目にある鳥屋野運動公園とは所在地が異なりますのでご注意ください。当体育館は、鳥屋野運動公園野球場などがある同運動公園の場所から東北東へ約1キロメートル離れた場所に立地しています。

施設構成

体育館棟

大体育室: 面積は1,515平方メートルです。バスケットボールコート2面、バレーボールコート2面、バドミントンコート8面、卓球台24台、ソフトバレーボールコート8面として利用可能です。室内には一周180メートルの屋内ランニングコースも設置されています。観覧席は合計で1,731席あり、内訳は固定席821席、可動席678席、車椅子席12席、立見席220席となっています。
中体育室: 面積は400.95平方メートルです。バスケットボールコート1面、バレーボールコート1面、バドミントンコート4面、卓球台20台、ソフトバレーボールコート4面として使用できます。
トレーニングルーム: 各種トレーニング機器が設置されており、個人の体力向上や健康維持に利用できます。

屋内プール棟

一般用プール: 公認25メートルプールです。幅17メートル、8コースが設けられており、水深は1メートルから1.2メートルです。
幼児用プール: 17メートル×10メートルの広さで、水深は0.6メートルから0.7メートルと、小さなお子様でも安全に利用できる浅さです。
観覧席: プールで泳ぐ様子を見ることができる観覧席も備えられています。

武道館棟

柔道場、剣道場、相撲場、弓道場が設けられています。

柔道場・剣道場: それぞれ2面分の広さがあり、武道の練習や試合に使用されます。
相撲場: 相撲の稽古や大会に利用される土俵を備えています。
弓道場: 弓道の練習や競技に使用されます。

交通アクセス

来場には公共交通機関または自家用車が利用可能です。

バス: 新潟交通の路線バス、具体的にはS6 長潟線、S7 スポーツ公園線、E8 石山線（山二ツ系統）を利用し、「弁天橋」バス停で降車してください。バス停から体育館までは徒歩でおよそ10分です。これらの系統は全て新潟駅南口バスターミナル1番線から発車します。なお、一部の古い情報では「鳥屋野体育館前」行きのバスがあると案内されている場合がありますが、この路線は2005年3月末で既に廃止されていますので、ご注意ください。
* 車: 国道8号新潟バイパスを利用する場合、桜木インターチェンジまたは弁天インターチェンジのいずれからも車で約5分で到着します。

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