新潟県道367号桶海大鹿線

新潟県道367号桶海大鹿線は、新潟県妙高市内に位置する一般県道です。起点は妙高市桶海のアパリゾート上越妙高付近、終点は同市大鹿となっており、関川の支流である小袴川に沿って伸びるルートを形成しています。

路線の特徴

この県道の特筆すべき点は、その管理形態にあります。全線が妙高市道桶海大鹿線として妙高市によって管理されており、新潟県道としては実延長を持たないという珍しい形態をとっています。これは、維持管理の効率化や地域の実情に合わせた道路管理を行うための措置と考えられます。

また、冬季にはデマンドバスである大谷・桶海線の運行経路の一部として活用されています。これにより、冬季の交通手段が限られる地域住民の移動を支援し、生活を支える役割も担っています。

路線データ

起点：妙高市大字桶海字笹ノ口(妙高市道関山桶海線交差点)
終点：妙高市大字大鹿字傾城清水(新潟県道97号飯山斑尾新井線交差点)

周辺情報

終点では長野県道・新潟県道97号飯山斑尾新井線と接続しており、広域的な移動も可能です。起点付近にはアパリゾート上越妙高があり、観光客の利用も考えられます。

まとめ

新潟県道367号桶海大鹿線は、県道としての実質的な機能は市道に委ねられているものの、地域住民の生活を支える上で重要な役割を果たしている道路です。冬季のデマンドバス運行や、周辺観光地へのアクセスなど、地域社会に貢献する存在と言えるでしょう。

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