新竹優子

新竹優子：体操界の星、教育者として新たな輝きを放つ

新竹優子（しんたけ ゆうこ）は、1991年4月20日生まれ、大阪府出身の元体操選手です。オリンピック日本代表として2008年北京大会、2012年ロンドン大会に出場。現在は筑波大学体育系の助教として、後進の育成に力を注いでいます。また、株式会社プラミンにも所属し、多方面で活躍しています。

生い立ちと体操との出会い

新竹は3歳の時、2歳年上の兄の影響で体操を始めました。大阪市立新東三国小学校、大阪市立東三国中学校を経て、羽衣学園高等学校、羽衣国際大学スポーツライフコースを卒業。その後、筑波大学大学院でコーチング学を修了し、博士号を取得しています。体操選手としての原点は、羽衣体操クラブにあります。

輝かしい競技実績

新竹は、幼少期からその才能を開花させ、数々の大会で優秀な成績を収めています。

2003年：西日本ジュニア体操競技選手権大会 優勝
2005年：全日本ジュニア体操競技選手権大会 8位
2007年：インターハイ個人総合 優勝
2007年：全日本選手権 6位
2008年：NHK杯兼北京五輪代表決定競技会 5位（北京オリンピック出場決定）
2008年：北京オリンピック 団体総合 5位
2009年：NHK杯兼世界選手権代表決定競技会 3位（世界選手権出場決定）
2010年：世界体操女子体操競技 団体総合 5位
2011年：世界体操女子体操競技 団体総合 5位
2012年：全日本体操競技大会 個人総合 4位
2012年：ロンドンオリンピック 団体総合 8位

オリンピックでは、北京大会、ロンドン大会と2度出場し、日本の体操界を牽引しました。

指導者、研究者としての道

競技生活を引退後、順天堂大学スポーツ健康科学部助教を経て、2021年3月より筑波大学体育系助教に就任。コーチング学の知識を活かし、次世代の体操選手育成に貢献しています。研究者としても、コーチングに関する研究に励み、その成果を社会に還元することを目指しています。

関連情報

2008年北京オリンピックの日本選手団
2012年ロンドンオリンピックの日本選手団

外部リンク

日本体操協会による公式プロフィール
羽衣国際大学公式ホームページ・トピックス「新竹優子さん、〈第60回西日本学生選手権大会〉　個人総合・全種目別で優勝！」（2010年5月25日付記事）
新竹優子 - 国際体操連盟のプロフィール （英語）
* 新竹優子 - Olympedia（英語）

新竹優子は、選手としてだけでなく、指導者、研究者としても、体操界の発展に貢献していくことが期待されています。

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