新聞うずみ火

新聞うずみ火について

「新聞うずみ火」は、2005年10月から毎月23日に発行されているミニコミ誌で、主に「反戦・平和」をテーマにしています。この誌名は、創刊者の理念を象徴するものであり、戦争や人権問題に対する鋭い批判を行うことを目的としています。

創刊までの背景

「新聞うずみ火」は、ジャーナリストの黒田清の理念を受け継ぐ形で設立されました。黒田は生前、「戦争反対」や「人権社会の実現」を訴え続けていた尊敬される人物でした。その思いを受け継いだ記者仲間が集まり、彼の教えを基にしたメディアを立ち上げることが決定されました。

読者層と発行状況

全国にわたる読者層を持つ「新聞うずみ火」は、北海道から沖縄まで、幅広い地域で支持されています。毎月1500部以上を発行し、国内外の戦争や。人権問題に関する重要な情報を提供することを目指しています。

主な実績

このミニコミ誌は、様々な実績を残しています。特に2014年には「平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞」を受賞しました。この受賞は、同誌がいかに重要なメッセージを平和の観点から発信しているかを示すものであり、評価されています。また、2010年には大阪府の委託事業として「大阪大空襲全5巻」を発行し、さらには堺市の委託事業として「堺大空襲全4巻」も制作しました。これらの業績は、地域における歴史的事件に光を当てる試みであり、戦争とその傷跡を忘れないための努力の一環といえます。

編集者の顔ぶれ

現在の編集陣には、代表・編集長として矢野宏氏が、そして副編集長として栗原圭子氏が名を連ねています。また、高橋宏氏も編集チームの一員として、様々な視点から記事の執筆及び編集作業に関わっています。

活動の意義

「新聞うずみ火」は、単なる情報提供の場ではなく、読者に戦争の問題を考えるきっかけを与え、また人権についての理解を深めるための活動を続けています。戦争の実態や平和の大切さを伝えることが、このミニコミ誌の目的です。

今後も、「新聞うずみ火」は平和に関する問題を追求し、読者に情報を提供し続けることで、より良い社会の実現に寄与していくでしょう。興味のある方はぜひ、ウェブ版を訪れて最新の情報をチェックしてください。

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