日向朝子

日向朝子（ひゅうが あさこ）は、1978年、東京都に生まれた日本の映画監督、脚本家です。彼女は、日本大学芸術学部映画学科監督コースに在籍中から映画制作に取り組み始めました。

大学卒業後は、1年間CM制作の現場を経験。その後、フリーランスとして映画の脚本や演出を手掛けるようになりました。2003年には、短編映画『Finder』でショートピース!仙台短編映画祭審査員奨励賞を受賞。同年に執筆した長編映画脚本『SEESAW』では、サンダンス・NHK国際映像作家賞優秀賞や第3回京都国際学生映画祭奨励賞を受賞するなど、その才能は早くから高く評価されていました。

2006年には、中編映画『Presents〜合い鍵〜』が公開され、2010年には初の長編映画監督作品となる『森崎書店の日々』を発表しました。以降、映画監督として長編、短編作品をコンスタントに発表しています。

監督作品

映画
SEESAW（2000年） - 短編
万・華・鏡（2001年） - オムニバス中編
Finder（2002年） - 短編
プレリュード（2003年） - 短編
ニワトリ（2004年） - 短編
OVERCOAT&MITTEN（2005年） - 短編
大停電の夜に〜ナイト・オン・クリスマス〜（2005年） - 映画『大停電の夜に』を舞台にしたフェイク・ドキュメンタリー
Presents〜合い鍵〜（2006年） - 中編
ハヴァ、ナイスデー「WAITER」（2006年） - 短編
森崎書店の日々（2010年） - 長編
311仙台短篇映画祭制作プロジェクト『明日』「一枚の履歴書」（2011年） - 短編
フォーゴットン・ドリームス（2011年）
ご機嫌ななめ（2012年） - 短編
好きっていいなよ。（2014年） - 長編
短編シリーズ “BOLERO”JANUARY（2016年）
短編シリーズ “BOLERO”February（2016年）
短編シリーズ “BOLERO”MARCH（2016年）
HARMONY（2019年）- 長編

テレビドラマ
妄想姉妹〜文學という名のもとに〜 第4話・第8話（2009年、日本テレビ）
東京センチメンタル 第9話（2016年、テレビ東京）

ショートムービー
あの日の君に、（2016年）

Webムービー
すぐネットPC だれだっけと言われる男（2011年）
コロロデスクと小さな小さな物語（2012年）

CM
環境省 小型家電リサイクル（2016年）
日清オイリオ 企業CM（2017年）

脚本作品

映画
青空のゆくえ（2005年）
吉祥寺の朝日奈くん（2011年）

日向朝子は、映画監督としての活動に加え、テレビドラマの演出や、ショートムービー、Webムービーの制作、CMの演出、映画の脚本など、幅広い分野で才能を発揮しています。

彼女の作品は、日常に潜む繊細な感情や人間関係を丁寧に描き出すことで、観る者に深い共感と感動を与えています。今後も、その才能が様々な分野でどのように開花していくのか、注目されます。

外部リンク

公式ウェブサイト
日向朝子 - allcinema
日向朝子 - KINENOTE
* IMDb（英語）'>Asako Hyuga - IMDb（英語）

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