日本とサンマリノの関係

日本とサンマリノの関係

日本とサンマリノは、それぞれ紀元前660年と301年という長い歴史を持つ国です。しかし、両国間の関係が始まったのは比較的最近のことです。この記事では、両国間の関係について詳しく解説します。

歴史

日本の建国は『日本書紀』によると紀元前660年とされ、サンマリノの建国は伝説によると301年とされています。両国ともに長い歴史を持っていますが、二国間関係が樹立されたのは20世紀後半になってからです。

1961年に領事関係が開設され、1996年11月に外交関係が開設されました。正式な外交関係開設前の1984年には徳仁親王（現在の天皇陛下）が、1987年には福田赳夫元首相がサンマリノを訪問しています。

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、日本に多くの犠牲者が出ました。この震災による犠牲者を追悼するため、日本サンマリノ友好協会（JSFS）によって、ヨーロッパ史上初となる神道式の神社がサンマリノに建設されることになりました。2014年6月22日、「サンマリノ神社」としてセラヴァッレに建立されました。

外交年表

1956年：日本が国際連合に正式加盟。
1961年：領事関係が開設。
1962年：名誉総領事の交換を開始。
1992年：サンマリノが国際連合に正式加盟。
1996年11月：外交関係が開設。
1999年3月：在東京サンマリノ総領事館が開設。
2002年12月：在東京サンマリノ総領事館が閉鎖。
2002年12月：在日本サンマリノ大使館が開設、初代駐日大使が着任。
2004年6月：在神戸名誉領事館が開設。

外交使節

駐サンマリノ日本大使：駐イタリア日本大使が兼轄。
駐日サンマリノ大使：マンリオ・カデロ（2002年 - 、信任状捧呈は同年12月16日）。

関連項目

駐日サンマリノ大使館
高見沢俊彦 - サンマリノ共和国より騎士を叙勲した日本人。

外部リンク

在サンマリノ日本国大使館、同（イタリア語）
駐日サンマリノ共和国大使館、同（英語）
日本サンマリノ友好協会、同（イタリア語）、同（英語） - 2001年発足、日本とサンマリノの友好協会としては最も歴史が長い。
* サンマリノ日本友好協会、同（イタリア語）、同（英語） - 2017年発足、上記「日本サンマリノ友好協会」とは全くの別組織。

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