日本ウオーキング協会

一般社団法人日本ウオーキング協会 (JWA)

一般社団法人日本ウオーキング協会（Japan Walking Association、略称JWA）は、ウオーキングの普及と健康増進を目的とした団体です。1964年、「歩け歩けの会」として発足して以来、長年にわたり、国民の健康増進に貢献しています。

JWAの活動

JWAは、多岐にわたる活動を通じてウオーキングの普及に努めています。主な活動内容は以下のとおりです。

ウォーキングイベントの開催: 全国各地で、様々な規模のウォーキング大会やイベントを企画・開催しています。代表的なイベントとしては、全国18大会からなる日本マーチングリーグ(JML)公式大会、47都道府県81大会からなるオールジャパン・ウオーキングカップ(AJWC)認定大会、その他地域に密着した様々なテーマのリーグ戦などが挙げられます。これらのイベントは、多くの人々にウオーキングの楽しさを提供し、健康増進を促進する役割を担っています。
指導者の育成: JWAは、質の高いウォーキング指導者を育成するためのプログラムを提供しています。指導者資格制度を設け、学術研究に基づいたテキストを用いた研修会を実施することで、専門性の高い指導者の養成に力を入れています。
記録の認定: ウオーキングの距離や回数の記録を認定する制度を設けています。参加者のモチベーション向上と、ウオーキング継続への支援に役立っています。
地域活性化事業: ウオーキングを地域活性化のツールとして活用するための企画提案、指導者育成、プログラム提供、実施支援などを行っています。
健康企業経営支援: 企業における従業員の健康増進を目的としたウォーキングプログラムの企画提案、指導者育成、プログラム提供、実施支援などを行っています。
学術研究: ウォーキングの健康増進効果に関する学術研究を行い、その成果を出版物として発表しています。歩行の心身への影響や歩育に関する研究などを通して、ウオーキングの科学的な裏付けを積み重ねています。
* 広報活動: 機関誌「Walking Life」の発行や講演会開催などを通して、ウオーキングの普及啓発活動を行っています。

JWAの歴史

JWAの歴史は、1963年、早稲田大学精神高揚会有志メンバーによるアメリカ大陸6,000キロ徒歩横断に遡ります。この経験を基に、1964年、「歩け歩けの会」が発足しました。以来、国民歩け歩け運動大会の開催、歩く市民外交、アルコロジー運動など、時代を反映した様々な活動に取り組んできました。社団法人化を経て、一般社団法人へと移行し、現在に至っています。長年にわたり、国民の健康増進とウオーキング文化の醸成に貢献してきました。

JWAの組織

JWAは、多くの会員と関係団体によって支えられています。これまで数々の著名な方が会長を務め、組織運営に貢献してきました。

まとめ

JWAは、ウオーキングを通して国民の健康増進と豊かな社会の実現に貢献する重要な役割を担っています。今後も、時代のニーズに応じた活動を展開し、多くの人々にウオーキングの素晴らしさを伝えていくでしょう。

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