日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団

公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団：持続可能な社会のためのインフラ整備を推進

公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団は、地球規模の課題解決に貢献するため、1990年9月28日に設立された公益法人です。略称は日本GIF研究財団。元内閣府を主務官庁とし、元外務省、財務省、農林水産省、経済産業省、国土交通省の共管下に置かれ、国を挙げての支援を受けて活動しています。

主な活動目的

本財団の活動は、国際社会との連携を重視し、地球規模の広域インフラストラクチャー整備に焦点を当てています。具体的には、以下の3つの柱を軸に事業を展開しています。

1. 調査研究: 先進的な科学技術を駆使し、広域インフラストラクチャー整備に関わる様々な課題を多角的に調査・研究しています。持続可能性、経済性、安全性といった観点から、効果的で効率的なインフラ整備のための知見蓄積に努めています。研究成果は、学術論文や報告書として公表され、政策決定や事業計画策定に役立てられています。

2. 人材育成: 次世代を担う専門家の育成にも力を入れています。国内外の大学や研究機関と連携し、研修プログラムやセミナーなどを開催することで、インフラストラクチャー整備に関する高度な知識やスキルを持つ人材育成に貢献しています。若手研究者への奨学金制度や国際交流プログラムなども実施しています。

3. 国際協力: 国際機関や各国政府、民間企業等と連携し、途上国におけるインフラストラクチャー整備支援にも積極的に取り組んでいます。技術指導や資金援助、人材育成を通じ、開発途上国の経済発展と社会基盤整備に貢献しています。国際会議やワークショップへの参加を通じた情報交換やネットワーク構築にも注力しています。

財源

財団の事業運営は、主に基本財産の運用益によって賄われています。加えて、賛助会員からの会費、国からの補助金、および企業や団体からの業務委託収入などを財源としています。これらの多様な資金源を確保することで、安定した財政基盤を構築し、長期的な事業展開を可能にしています。

所在地

東京都港区虎ノ門5-3-20

理事長

三好正也

今後の展望

日本GIF研究財団は、今後とも、地球規模のインフラストラクチャー整備に関する調査研究、人材育成、国際協力を積極的に推進し、持続可能な社会の発展に貢献していくことを目指しています。気候変動問題への対応、デジタル化の進展、人口増加への対応など、世界が直面する様々な課題に対応できるよう、活動を継続していきます。国際連携を強化し、グローバルな視点から課題解決に貢献していく所存です。

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