日本スノーボード協会

日本スノーボード協会（JSBA）

日本スノーボード協会（Japan SnowBoarding Association、JSBA）は、日本国内におけるスノーボードの普及と競技の発展を目的とした団体です。JSBAは「スノーボーダーによる、スノーボーダーのための」組織運営を理念としています。

概要

JSBAは、世界で初めて設立されたスノーボード協会であり、世界スノーボード連盟（WSF）に加盟しています。スノーボードの技術向上、安全なスノーボード環境の提供、競技大会の開催、指導者の育成など、幅広い活動を行っています。

沿革

1982年10月：協会発足、第1回全日本選手権大会開催
1984年：北米スノーボード連盟(NASBA)と連携
1987年：欧州スノーボード協会と連携、日本スノーサーフィン協会を吸収合併
1989年：国際スノーボード連盟に加盟
1992年6月：文部省体育局生涯スポーツ課の任意団体となる
1994年3月：第1回全日本テクニカル選手権兼デモンストレーター選考会開催
2002年8月：世界スノーボード連盟に加盟

組織

JSBAは、総務本部、教育本部、競技本部、安全対策本部の4つの本部を中心に構成されています。

各本部の主な事業

総務本部：協会の運営、財務管理、広報活動など
教育本部：指導者の育成、公認資格の審査・認定、公認スノーボード学校の審査・認定
競技本部：競技大会の企画・運営、競技規則の策定、選手育成
安全対策本部：安全なスノーボードの普及・啓蒙、事故防止の調査研究、安全に関する資格認定

役員

本部長、副本部長、部会長、専門委員長、地区代表委員、専門委員などが役員として協会の運営に携わっています。顧問を置くことも可能です。

会員数

会員数は、ピーク時の2000年には27,731人でしたが、2018年度には10,998人となっており、減少傾向にあります。会員は、スノーボード愛好家、指導者、競技者など、幅広い層で構成されています。

資格

JSBAでは、スノーボードの技術レベルや指導能力を認定する様々な資格を設けています。

公認デモンストレーター
スノーボード公認インストラクター
スノーボード公認バッジテスト
スノーボード公認検定員
公認テクニカル・スーパーバイザー（TS）
公認スロープビルダー（SB）
公認セッター
公認旗門審判員（GJ）
公認タビュレーター（TB）
公認技術審判員
公認プロ
公認スノーボードパトロール（SBP）
公認セイフティパトロール（SP）

大会

JSBAは、様々なスノーボード競技大会を主催・公認しています。

全日本スノーボード選手権大会
全日本スノーボードテクニカル選手権大会
デモンストレーターフェスティバル
ナショナルチャンピオンシップ
トライ・エックス
スノーボードパトロール競技会

出版物

JSBAは、スノーボードに関する様々な出版物を発行しています。

雪坊主：会員向け定期刊行物
公認雪板大辞典
JSBA YEAR BOOK
JSBA スノーボード教程：スノーボード滑走技術の教科書

関連団体

世界スノーボード連盟（WSF）
日本スノーボード産業振興会
* プロスノーボーダーズ アソシエイション アジア (PSA ASIA)

JSBAは、スノーボードの普及と発展に貢献するため、様々な活動を続けています。

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