日本スポーツプレス協会

一般社団法人日本スポーツプレス協会について

一般社団法人日本スポーツプレス協会（A.J.P.S.）は、スポーツ写真やジャーナリズムの分野に従事するプロフェッショナルたちで構成される業界団体です。この協会は、国内外の会員と賛助会員社によって成り立っており、会員の活動を支援し、権利を守るという重要な役割を果たしています。

構成と活動

日本スポーツプレス協会には、写真家やライターなどが所属しており、国際スポーツ記者協会（A.I.P.S.）への加入が可能です。この国際的な組織に参加することで、会員は国際的なスポーツイベントでも活動する機会を得ることができます。また、アジア競技大会や世界陸上といったさまざまな競技大会において、協会は共同でADカードを取得し、フリーランスのメディア関係者が円滑に取材できるよう支援を行っています。

歴史的な背景

日本スポーツプレス協会は1976年6月1日に設立されました。設立以来、協会は成長を続け、1982年には第1回日本スポーツプレス協会展を開催しました。この展覧会は、スポーツ写真や関連コンテンツを一般に広めるための重要なイベントとなりました。

1984年には、協会初の編集による写真集『スポーツ写真年鑑』を講談社から出版しました。この写真集は、日本のスポーツ写真の質と多様性を示すもので、協会の活動が広く認知されるきっかけとなりました。

さらに、1990年10月には第11回アジア競技大会（北京）で協会枠のADカードを取得し、続く1991年8月の世界陸上東京大会でも同様にADカードを取得しました。これにより、協会はスポーツジャーナリズムにおける権威を確立し、国際的な取材環境の整備にも寄与しました。

近年の活動

1997年4月には機関誌『AJPS News』が創刊され、会員の活動やスポーツ関連の重要情報を掲載する媒体として機能しています。また、2000年11月には写真集『20世紀スポーツの肖像ー心に残るアスリートたちー』を出版し、過去の偉大なアスリートたちの功績を記録しました。この作品も協会の活動を支える重要な成果の一つです。

2004年4月には、有限責任中間法人日本写真著作権協会（JPCA）に正式に加入し、著作権の保護に努める体制を強化しました。これにより、様々なメディアで活躍する会員の権利を守る仕組みが整いました。

おわりに

日本スポーツプレス協会は、スポーツジャーナリズムの質を向上させ、会員の活動を支援するための重要な役割を担っています。今後も、協会はスポーツ分野における情報の発信や、メディア関係者の権利保護に貢献していくことでしょう。是非、公式ホームページやSNSを通じて、最新の情報や活動内容をチェックしてみてください。

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