日本体育大学学友会サッカー部

日本体育大学サッカー部の概要

日本体育大学サッカー部（にっぽんたいいくだいがく・サッカーぶ）は、関東大学サッカーリーグ1部に所属するサッカーチームで、一般には「日体」または「日体大」と呼ばれています。このチームは、体育の振興を目的とした日本体育会に起源を持ち、創部は昭和29年にさかのぼります。現在は、神奈川県横浜市青葉区にある日体大横浜・健志台キャンパスを拠点に活動しています。

歴史

日本体育大学サッカー部は、長い歴史を持つチームです。特に、1975年と1981年に全日本大学サッカー選手権大会で優勝したことが大きな足跡です。1981年のシーズンには、関東リーグでも初優勝を成し遂げるなど、2つのタイトルを同時に獲得するという快挙を達成しました。ですが、1984年には1部リーグの最下位となり、2部に降格し、その後の数年間は苦戦を強いられました。特に2001年には東京都リーグへの降格が決まり、深刻な低迷期に入ります。

2011年にOBの鈴木政一氏が監督に就任すると、チームは好転します。同年の関東2部リーグで優勝し、待望の関東1部昇格を果たしました。鈴木監督は2013年にU-18日本代表の監督に就任し、退任後は再びチームが降格に苦しみましたが、2015年に鈴木氏が再度監督に就任すると、2部リーグで優勝して1部に復帰します。

2016年には、15年ぶりに総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントに出場し、ベスト4に入賞するなど、再びチームの勢いを取り戻しました。また、リーグ戦でも3位に入る成績を残し、35年ぶりに全日本大学サッカー選手権大会への出場権を獲得しました。この大会では決勝まで進出しましたが、筑波大学に0-8で敗れ、準優勝で終わりました。

2018年には鈴木監督がJ2クラブのアルビレックス新潟の監督に就任したため退任し、女子サッカー部の監督であった矢野晴之介氏が新たな指揮を執ることとなりました。

主な成績

以下に、日本体育大学サッカー部の主な成績を挙げます。

• - 全日本大学サッカー選手権大会

- 優勝：2回（1975年、1981年）
- 準優勝：2回（1976年、2016年）

• - 関東大学サッカーリーグ戦1部

- 優勝：1回（1981年）
- 準優勝：1回（1976年）

• - 東京都サッカートーナメント

- 準優勝：2回（1996年、2013年）

主な出身選手

日本体育大学サッカー部からは、多くの優れた選手が輩出されています。彼らは、プロサッカー選手として活躍する者も多く、チームの歴史における重要な存在となっています。

外部リンク

• - 公式ウェブサイト
• - 日本体育大学学友会サッカー部 Twitter

日本体育大学サッカー部はその歴史の中でさまざまな栄光と試練を経験しながら、成長を遂げてきました。これからもさらなる高みへ向けて挑戦し続けることでしょう。

もう一度検索