日本保安用品協会

公益社団法人日本保安用品協会について

公益社団法人日本保安用品協会は、日本の安全保護具業界を代表する団体です。内閣府の管轄下にあり、安全・安心な社会の実現に不可欠な役割を担っています。協会の活動は、安全保護具の品質向上、技術革新、そして安全意識の啓発に焦点を当てています。

協会の概要

所在地: 〒113-0034 東京都文京区湯島2-31-15 和光湯島ビル5階

設立: 1948年（昭和23年）7月10日

会長: 酒井眞一

会員: 普通会員28社、維持会員10団体、特別会員、賛助会員

主な活動:

保安用品に関する調査研究
製造事業者への指導
国内外の安全基準に関する情報提供
業界の発展に向けた活動

構成団体

協会は、以下の様な安全保護具の製造業者団体によって構成されています。

日本安全帽工業会: ヘルメット製造業者による団体
日本安全靴工業会: 安全靴製造業者による団体
日本保護眼鏡工業会: 保護眼鏡製造業者による団体
産業用ガス検知警報器工業会: ガス検知警報器製造業者による団体
日本ウインドウ・フイルム工業会: ウインドウフィルム製造業者による団体
日本呼吸用保護具工業会: 呼吸用保護具製造業者による団体
日本安全帯研究会: 安全帯製造業者による団体
日本防護服研究会: 防護服製造業者による団体
日本プロテクティブスニーカー協会: プロテクティブスニーカー製造業者による団体
日本標識工業会: 標識製造業者による団体

これらの団体は、各分野における専門知識と技術を活かし、より安全で信頼性の高い製品の開発に取り組んでいます。

委員会活動

協会では、以下の様な委員会が設置され、専門的な活動を行っています。

庶務委員会
財務委員会
内部監査委員会
事業委員会
広報委員会
工業会等連絡委員会
ISO/TC85/SC2放射線防護国内対策委員会
ISO/TC94/SC1安全帽国内対策委員会
ISO/TC94/SC3安全靴国内対策委員会
ISO/TC94/SC6目及び顔の保護具国内対策委員会
ISO/TC94/SC13防護服国内対策委員会
ISO/TC94/SC15呼吸用保護具国内対策委員会
ISO/TC145/SC2安全標識国内対策委員会

これらの委員会は、国際的な安全基準（ISO）への対応や、各分野における技術的な課題解決に取り組んでいます。

沿革

協会の歴史は、日本の産業安全の発展と深く関わっています。

1948年: 炭坑保安用品協会と労働衛生保護具協会が設立。
1951年: 両協会が合併し、日本保安用品協会として発足。
1959年: 社団法人化。
* 1997年: 現在の所在地に移転。

設立当初から、協会は安全保護具の重要性を啓発し、業界全体の発展に貢献してきました。

まとめ

公益社団法人日本保安用品協会は、安全保護具に関する専門知識と技術を結集し、より安全で安心な社会の実現を目指しています。その活動は、製品の品質向上、技術革新、そして安全意識の啓発に不可欠であり、日本の安全保護具業界を牽引する存在として、今後もその役割を担っていくことでしょう。

外部リンク

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