日本労使関係研究協会

日本労使関係研究協会について

日本労使関係研究協会（JIRRA）は、労使関係に関する調査と研究を推進するために設立された学会です。1968年に設立され、国際労使関係協会（IIRA）に加盟してからは、国内外で多くの活動を展開しています。事務所は東京都港区芝公園にあり、労使関係の向上のために始終尽力しています。

沿革

協会は1968年に創立され、以来、労使関係の研究を広げるための様々な取り組みを行っています。

• - 1968年: 日本労使関係研究協会が設立され、IIRAに加盟。
• - 1981年: 社団法人に法人化。
• - 1983年: 京都でIIRAの世界会議を開催。
• - 2000年: 東京で再度、世界会議を開催。
• - 2004年: 国内会議の名称を「労働政策研究会議」に変更。
• - 2005年: 個別労働紛争解決研修事業を開始。
• - 2009年: 社団法人から任意団体に組織変更。

このような変遷を経て、協会は日本の労使関係研究の発展に寄与すると共に、国際的な枠組みとしても重要な役割を果たしてきました。

目的と事業

日本労使関係研究協会の主な目的は、労使関係に関する理解を深め、日本の労使関係研究を進展させることです。そのために、以下の事業を行っています：

• - 労使関係に関する調査研究の推進
• - 資料の作成と発行
• - 研究会議、講習会、公開セミナーの開催
• - IIRAが実施する国際会議や専門会議への参加と協力

特に、個別労働紛争解決研修事業の実施は、労使関係の実務についての実践的な理解を促す大きな取り組みとなっています。また、協会は東京労働大学講座基礎講座の後援を行っており、多くの講師が協会の会員であることから、教育の質も保証されています。

学会誌

定期的に発行される『JIRRAインフォメーション』は、協会の活動内容や労使関係に関する研究成果を広く知らせるための重要な媒体です。この学会誌では、最新の研究結果や調査報告が掲載されており、読者にとって大変有用な情報源となっています。

まとめ

日本労使関係研究協会は、国内外の労使関係に対して積極的に取り組むことで、日本の労働環境の向上に寄与しています。国際的な視点での活動も重要視し、労使関係の深化を目指しています。今後もこの協会の活動から目が離せません。

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