日本学協会

日本学協会は、日本学に関する研究と普及を目的とした財団法人です。その活動は多岐にわたり、学術研究から一般への普及活動まで幅広く展開しています。

協会の沿革

日本学協会の設立は、昭和初期から日本学の研究に携わってきた研究者たちの強い思いから始まりました。第二次世界大戦後の混乱期において、日本学の研究と普及の必要性を痛感した研究者たちは、学会設立や機関誌の発行に向けて協議を重ねました。その結果、昭和25年に学術誌『藝林』が創刊され、学術研究会「藝林会」が発足。翌年には月刊誌『桃李』が創刊され、日本学の普及を目的とする組織「桃李会」も設立されました。さらに、昭和29年からは大阪府南河内郡千早赤阪村で講習会が始まり、以降毎年8月に定期開催されています。

主な事業内容

日本学協会は、以下の事業を通じて日本学の発展に貢献しています。

日本学の総合研究: 日本学に関する様々なテーマについて、多角的な研究活動を推進しています。
機関誌および図書の刊行: 学術誌『藝林』、月刊誌『桃李』などの定期刊行物の発行に加え、日本学に関する図書を出版しています。これらの出版物は、研究成果の発表の場であると同時に、一般への知識普及にも役立っています。
研究会、講演会、講習会の開催: 日本学に関する研究発表の場を提供するとともに、講演会や講習会を通じて、一般の人々にも日本学の面白さや奥深さを伝えています。特に、毎年夏に開催される講習会は、多くの参加者を集める人気のイベントとなっています。
その他: 上記の事業以外にも、協会の目的を達成するために必要な様々な活動を行っています。

設立の趣旨

設立準備委員会は、以下のメンバーで構成されました。

理事

松木通世
村尾次郎
名越時正
村川重太郎
久保田収
坪田翠
原正

監事

植木庚子郎
高橋衛

役員一覧

理事長

平泉隆房

常務理事

永江太郎

理事

安見隆雄
但野正弘
上田邦明
川田敬一

監事

渡邉正之
* 濵田総一郎

脚注

外部リンク

一般財団法人 日本学協会

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