日本学術協力財団

公益財団法人日本学術協力財団

公益財団法人日本学術協力財団は、1986年に設立された、学術研究に特化した公益法人です。元内閣府所管であり、国民の科学に対する理解を深めたり、国内外の研究者の支援を通じて、学術の発展を図ることを目的としています。

設立当初から、日本学術会議のメンバーを中心とした会員たちが活動しており、政府機関や学術団体もこれに加わっています。財団は、日本の科学者たちが国際的な舞台で果たす役割を強化することにも力を入れています。これを実現する一環として、加盟学会や協会の会員情報をまとめた冊子『学会名鑑』を定期的に発行しており、3年ごとに内容を更新しています。

2011年7月には、冊子版名簿をウェブ版として公開し、資料の利便性を高めることに成功しました。この取り組みは、科学技術振興機構及び日本学術会議との連携に基づいて行われており、データと情報の共有を進めています。たとえば、平成30年度分のデータ更新は2019年3月4日に実施され、調査結果や研究者に関する情報の最新化を図っています。

2013年4月1日、公益法人への移行に伴い、法人格のもとでの活動が拡充され、情報発信に力を入れる姿勢を強めました。これにより、より多くの研究成果や学術活動に関する情報を広く社会に伝えることが可能となってきました。

2016年以降、同財団は改組を実施し、旧公式サイトから独自ドメインのウェブサイトへと移行しました。この過程で、学会誌『学術の動向』は2017年4月号から『学術の動向――科学と社会をつなぐ』に改名され、新たな編集委員が設置されました。編集委員名簿は、2018年11月22日に最新の情報が更新され、より良いコンテンツ提供を目指しています。

日本学術協力財団は、学術と社会の架け橋となることを目指して、今後も研究支援や情報発信に力を注いでいくでしょう。今後の活動や成果が、国民の科学への興味をさらに高め、学術界と社会のさらなる連携を促進することを期待しています。

外部リンク

• - 公益財団法人日本学術協力財団公式サイト
• - 旧サイト (2017年9月20日時点のアーカイブ)
• - データベース『学会名鑑』Web版（日本学術会議、日本学術協力財団、科学技術振興機構の連携）

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