日本宇宙少年団

公益財団法人日本宇宙少年団（YAC）について

公益財団法人日本宇宙少年団（Young Astronaut Club-Japan、通称YAC）は、内閣府が所管する公益法人であり、青少年のための団体です。1986年11月に設立され、宇宙と科学技術への関心を高め、次世代を担う人材の育成を目的としています。長年にわたり、多くの子どもたちに宇宙の魅力を伝え続けています。

YACの活動内容

YACは、全国に約3,000名の団員と約800名の指導者を擁し、活発な活動を展開しています。設立以来、延べ30,000名以上の団員がYACに参加してきました。全国各地に約130の分団があり、それぞれの地域で特色のある活動を行っています。具体的な活動内容は以下の通りです。

科学工作・実験: ロケットや人工衛星の模型作り、科学実験などを通して、科学の楽しさを体験的に学びます。
自然・天体観察: 星空観察会や自然観察会などを開催し、宇宙や自然の不思議に触れます。天体望遠鏡の使い方や星座の見つけ方なども学ぶことができます。
野外・社会貢献活動: キャンプやハイキングなどの野外活動を通して、協調性やリーダーシップを養います。また、地域社会への貢献活動を通して、社会性を育みます。

これらの活動を通じて、YACは次世代を切り拓く「宇宙時代の地球人」を育成することを目指しています。子どもたちは、これらの活動を通して、科学的な思考力や探究心を養い、豊かな人間性を育むことができます。

JAXAとの連携

2007年以降、YACは日本を代表する宇宙機関であるJAXA（宇宙航空研究開発機構）宇宙教育センターと、宇宙教育活動に関する協定を締結しました。これにより、JAXAの専門的な知識や技術を活用した、より質の高い教育プログラムを提供することが可能になりました。JAXAとの連携は、YACの活動をさらに発展させる上で重要な役割を果たしています。

組織概要

設立: 1986年11月
代表者（理事長）: 山崎直子
顧問: 的川泰宣
本部所在地: 東京都千代田区神田錦町ちよだプラットフォームスクウェア1008

外部リンク

公益財団法人日本宇宙少年団
* 日本宇宙少年団活動紹介サイト

YACは、宇宙と科学技術への関心を高めるだけでなく、子どもたちの成長を総合的にサポートする団体です。今後も、より多くの子どもたちが宇宙に興味を持ち、未来を切り拓く力を身につけることができるよう、活動を続けていきます。

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