日本時計協会

一般社団法人日本時計協会（JAPAN CLOCK & WATCH ASSOCIATION, JCWA）は、日本国内の時計産業の振興を目的とする業界団体です。日本の時計産業の発展に大きく貢献しています。

概要

日本時計協会は、正会員と賛助会員で構成されており、会員数は2020年4月時点で正会員8社、賛助会員1社の合計9社です。これらの会員企業は、日本の時計産業を代表する企業であり、技術開発、品質向上、市場開拓など、多岐にわたる分野で活動しています。

沿革

日本時計協会の歴史は、1948年（昭和23年）4月に任意団体として設立されたことに始まります。戦後の混乱期において、日本の時計産業の再建と発展を目指し、業界の連携を強化するために設立されました。その後、1982年（昭和57年）11月には法人組織化され、社団法人日本時計協会となりました。そして、2011年（平成23年）4月には、一般社団法人日本時計協会へと名称を変更し、現在に至ります。この名称変更は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律の施行に伴い、団体の組織形態を見直したものです。

所在地

日本時計協会の所在地は、東京都千代田区九段北1-6-4 日新ビル5階にあります。この場所は、都心に位置し、交通アクセスも便利であるため、会員企業や関係機関との連携が円滑に行える環境です。

会員企業

正会員

エプソン販売株式会社
カシオ計算機株式会社
シチズン時計株式会社
シチズン時計マニュファクチャリング株式会社
セイコーウオッチ株式会社
セイコーエプソン株式会社
セイコータイムクリエーション株式会社
リズム株式会社

賛助会員

セイコーホールディングス株式会社

これらの会員企業は、日本の時計産業を支える重要な存在であり、各社の技術力とノウハウを結集して、世界に通用する高品質な時計製品を開発・製造しています。

主な活動内容

日本時計協会の主な活動内容は、以下の通りです。

業界の振興: 時計産業の発展を促進するための調査研究、技術開発支援、人材育成などを行っています。
広報活動: 時計の魅力や最新情報を発信し、消費者への啓発活動を行っています。
国際交流: 海外の時計関連団体との交流を通じて、国際的な視野を広げ、相互理解を深めています。
標準化: 時計に関する規格や基準の策定を通じて、品質向上と安全性確保に貢献しています。
知的財産保護: 模倣品対策など、知的財産権の保護に取り組んでいます。

まとめ

一般社団法人日本時計協会は、日本の時計産業の発展に不可欠な存在であり、会員企業とともに、技術革新、品質向上、市場開拓など、多岐にわたる分野で活動しています。その活動は、日本の時計産業の国際競争力を高め、豊かな社会の実現に貢献しています。今後も、時代の変化に対応しながら、時計産業のさらなる発展を目指し、積極的に活動を展開していくことが期待されます。

外部リンク

* 一般社団法人日本時計協会

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