日本植物園協会

公益社団法人日本植物園協会について

公益社団法人日本植物園協会（JAPAN Association of Botanical Gardens）は、植物園およびそれに準ずる施設に関する調査研究、知識の普及、会員相互の親睦を目的とする公益法人です。1947年に任意団体として設立され、1966年に社団法人として法人化、2013年4月1日に公益社団法人へ移行しました。協会の活動は、植物園事業の発展に大きく貢献しています。

協会の目的

日本植物園協会は、以下の目的を掲げて活動しています。

植物園および相当施設に関する調査研究、文献収集、知識交換
会員相互の親睦、関連団体との連携強化
植物園事業の普及発展への貢献

これらの目的達成のため、協会は多岐にわたる事業を展開しています。

主な事業内容

協会は、以下の事業を通じて植物園事業の発展に貢献しています。

1. 調査研究と文献収集:
植物園に関する様々な調査研究を行い、その成果を収集、分析しています。また、国内外の植物に関する文献を収集し、会員の研究活動を支援しています。
2. 研究会、講習会、採集会、展示会の開催:
植物に関する研究発表や情報交換の場として、研究会、講習会、採集会、展示会などを開催しています。これらのイベントを通じて、会員の知識向上や交流を促進しています。
3. 機関紙と出版物の刊行:
機関紙「会報」や「年鑑」を発行し、最新の研究成果や植物園に関する情報を会員に提供しています。その他、植物に関する書籍や資料の出版も行っています。
4. 植物の収集と種苗交換:
植物の収集と海外の植物園との種苗交換を通じて、植物の多様性を保全し、研究や展示に役立てています。
5. 植物園事業功労者の表彰:
植物園事業に貢献した個人や団体を表彰することで、植物園事業への関心を高め、更なる発展を促しています。
6. 博物館関係団体との協力:
博物館関係団体と連携し、植物に関する知識の普及や教育活動を推進しています。
7. その他:
上記のほか、協会の目的を達成するために必要な事業を幅広く展開しています。

協会概要

所在地: 東京都北区田端1-15-11 ティーハイムアサカ201
会長: 岩科司
総裁: 秋篠宮文仁親王（2016年4月1日 - ）

関連事項

文部科学省：かつて協会を所管していた官庁。

外部リンク

日本植物園協会


日本植物園協会は、植物園に関する専門的な知識を持つ人々が集まり、その知識と経験を共有することで、植物園事業の発展に貢献しています。会員は、研究者、植物園職員、教育関係者など多岐にわたり、それぞれの専門性を活かし、植物園の発展に尽力しています。

この協会は、植物の多様性を保全し、植物に関する知識を広く社会に伝える重要な役割を担っています。協会が主催するイベントや出版物は、植物に関する理解を深める上で貴重な資料となっており、一般の人々にとっても植物への関心を高めるきっかけとなっています。

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