日本液晶学会とは？意味をやさしく解説

一般社団法人日本液晶 学会について

一般社団法人日本液晶学会（Japanese Liquid Crystal Society, JLCS）は、日本の液晶研究と産業の発展を目指し、1997年に設立された学会です。産官学の連携を重視し、液晶に関する学術研究、応用研究、実用化を促進するための活動を行っています。設立当初は43社が賛助企業として名を連ね、現在も多くの企業や研究機関がその活動を支えています。

組織概要

学会の事務局は、東京都新宿区山吹町358-5 アカデミーセンター内に置かれています。この場所を拠点として、様々な事業活動や会員とのコミュニケーションが行われています。

主な事業内容

日本液晶学会は、液晶分野の発展に貢献するため、多岐にわたる事業を展開しています。主な事業内容は以下の通りです。

1. 年会「日本液晶学会討論会」の主催：
毎年開催されるこの討論会は、液晶研究の最新成果を発表し、研究者間の交流を深める重要な機会です。国内外から多くの研究者が集まり、活発な議論が交わされます。
2. シンポジウム、サマースクール、テーマ講演会の開催：
総合講演会であるシンポジウムに加え、若手研究者育成のためのサマースクール、各研究フォーラムが運営するテーマ講演会などを開催しています。これにより、液晶研究の裾野を広げ、次世代の研究者を育成することを目指しています。
3. 国際液晶会議・関連会議の主催・共催・協賛・後援：
国際的な液晶研究の動向を把握し、世界の研究者との連携を強化するため、国際会議の主催、共催、協賛、後援を積極的に行っています。これにより、日本の液晶研究の国際的なプレゼンスを高めることを目指しています。
4. 学会誌・図書の出版：
研究成果の公表や知識の共有のため、学会誌『液晶』（英語タイトル "EKISHO"）を季刊で発行しています。また、各種講演会やサマースクールの講演内容をまとめた図書も出版しており、研究者や学生にとって貴重な情報源となっています。
5. 液晶関連情報のデータベース化：
液晶に関する情報を整理し、データベース化することで、研究者が容易に情報を検索・利用できるようにしています。これにより、研究活動の効率化を支援しています。
6. インターネットを用いた情報交換と検索：
ウェブサイトやオンラインプラットフォームを活用し、会員間の情報交換を促進しています。また、研究論文や発表資料などの検索も容易に行えるようにしています。
7. 国際液晶コミュニティとの交流促進：
海外の液晶学会や研究機関との交流を積極的に行い、国際的な研究ネットワークの構築を推進しています。これにより、グローバルな視点を取り入れた研究活動を促進しています。

機関誌

学会誌として、『液晶』（英語タイトル "EKISHO"）を季刊で発行しています。この機関誌には、液晶に関する最新の研究成果や技術情報が掲載されており、研究者にとって重要な情報源となっています。

外部リンク

日本液晶学会は、液晶研究の発展と産業の振興に貢献するため、今後も活発な活動を続けていくことが期待されます。

もう一度検索