日本生命笹島ビル

日本生命笹島ビルは、1974年に日本生命保険によって建設されたオフィスビルです。名鉄レジャック、名鉄バスセンターへの進入路、そして名駅通に囲まれた場所に位置しています。名古屋駅にも近い、非常にアクセスしやすい立地です。

かつては日本IBMが名古屋の拠点として多くのフロアを借りており、ビルには大きく「IBM」の看板が掲げられていました。しかし、日本IBMが別の場所へ移転したため、現在は他のテナントが入居しており、「IBM」の看板は取り外されています。

このビルは主にオフィスビルとして使用されていますが、1階にはインテリアショップの「アクタス名古屋店」が営業しており、一般の人も気軽に利用できます。

2015年3月23日には、名古屋鉄道などがリニア中央新幹線の開通を見据えて計画している再開発に、日本生命保険が参加することを正式に表明しました。これにより、将来的には名鉄百貨店本館や名鉄レジャックビルと共に建て替えられる予定です。この再開発によって、名古屋駅周辺の景観は大きく変化する可能性があります。

現在、日本生命笹島ビルには以下のようなテナントが入居しています。

中部飼料本部
富士ソフト株式会社
デンソーアイテック名古屋本社
全日本労働福祉協会
栗本鐵工所
アクタス名古屋店

以前は名古屋市財政局のささしま市税事務所も入居していましたが、2023年1月4日に中村区役所等複合庁舎（松原町）に移転し、本陣市税事務所に改称しました。

日本生命笹島ビルの最寄駅は名古屋駅であり、JR、名鉄、近鉄、地下鉄など、様々な路線が利用可能です。そのため、非常にアクセスが良いと言えます。

参照資料として、『新建築』1975年5月号が挙げられます。この資料には、建設当時の日本生命笹島ビルの詳細な情報が掲載されていると考えられます。

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