日本生産技能労務協会

日本生産技能労務協会

概要

日本生産技能労務協会（にほんせいさんぎのうろうむきょうかい）は、1989年に創設された製造業請負事業者の業界団体です。初めは「日本構内請負協議会」という名称でスタートし、1994年には「日本構内請負協会」と改称しました。2000年には社団法人としての体制を整え、2012年には一般社団法人へ移行しました。現在、同団体はJSLAとも呼ばれ、製造業界の発展に寄与しています。

2021年には活動の幅を広げるため、名称を「日本生産技能労務協会」から「日本BPO協会」（Japan Business Process Outsourcing and Staffing Association）に変更しました。この変更には、会員企業がビジネスプロセスアウトソーシングを通じて顧客企業と共に成長していくという思いが込められています。

構成と活動

2024年1月時点で、賛助会員を含めた会員数は162社に達しています。協会は、2007年から厚生労働省の請負事業適正化雇用管理改善推進事業を受託し、製造請負事業改善推進協議会を設立。これにより、製造請負優良適正事業者認定制度も運営しており、業界の適正な運営を図っています。

事務所は東京都港区新橋に位置しており、会長・代表理事には日総工産株式会社の社長である清水竜一氏が就任しています。

沿革

この協会は、設立以来多くの変遷を経て発展してきました。その歴史を以下に示します：

• - 1989年: 日本構内請負協議会として結成
• - 1994年: 日本構内請負協会に名称変更
• - 2000年: 社団法人日本生産技能労務協会を設立
• - 2009年: 設立間もない日本製造アウトソーシング協会（JMOA）と統合
• - 2010年: 日本労働組合総連合会との共同宣言に調印
• - 2012年: 一般社団法人へ移行
• - 2014年: 物流部会を設置
• - 2018年: 創立30周年を迎える
• - 2020年: 「JSLA将来ビジョン2030」を発表、関西・中四国支部を設立
• - 2021年: 日本BPO協会に改称、関東支部を設立
• - 2022年: 第1期中期事業計画を策定
• - 2023年: エンジニアリング部会を設置、北海道・東北支部と東海・北陸支部を設立

公式ウェブサイト

協会に関する詳しい情報は、公式ウェブサイトをご覧ください。製造業の未来に向けての取り組みや新たなサービスの提供に関する情報が満載です。

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