日本職業スキー教師協会

日本プロスキー教師協会（SIA）

公益社団法人日本プロスキー教師協会（SIA）は、スノースポーツの技術指導を目的としたプロスキー教師の団体です。国際職業スキー教師連盟（ISIA）に加盟し、世界基準の指導技術の普及に努めています。

協会の目的と活動

SIAは、スキーをはじめとするスノースポーツの普及と発展を目指し、以下の活動を行っています。

技術指導: スキー教師の育成と技術向上を目的とした講習会や研修会を開催
資格認定: スキー、スノーボード、テレマークスキーの教師資格を認定
技術検定: 一般スキーヤー向けの国際的な技術検定を実施
国際交流: 国際職業スキー教師連盟（ISIA）を通じて、海外のスキー教師との交流を促進

沿革

SIAは、1968年に日本職業スキー教師連盟として発足し、その後、日本スキー教師連盟を経て、1981年に社団法人として設立されました。長年にわたり、日本のスキー界の発展に貢献しています。

1968年: 日本職業スキー教師連盟発足
1971年: 国際職業スキー教師連盟（ISIA）に加盟
1975年: 日本スキー教師連盟に改称
1981年: 社団法人日本職業スキー教師協会設立
2014年: 彬子女王が総裁に就任

技術検定

SIAは、一般スキーヤーを対象とした様々な技術検定を実施しています。これらの検定は、国際的な基準に基づいており、合格者には認定証とメダルが授与されます。

国際スキー技術検定: 国際職業スキー教師連盟（ISIA）が定めた技術検定で、スーパーゴールドからセミブロンズまでの7段階のランクがあります。
ジュニア国際スキー技術検定: 中学生以下を対象とした技術検定で、ゴールドからグリーンまでの6段階のランクがあります。
シニア国際スキー技術検定: 60歳以上のスキーヤーを対象とした技術検定で、ゴールド、セミゴールド、シルバーの3段階のランクがあります。
SIAメダル検定: レーシングシーンでのタイムを競う検定です。
スノーボードバッジテスト検定: 1級から5級までの5段階のランクがあります。
ラングラウフ距離認定: ラングラウフスキーの走行距離に応じて、ゴールドからグリーンまでの7段階のメダルが授与されます。

教師資格

SIAは、スキー、スノーボード、テレマークスキーの教師資格を認定しています。各資格にはステージ1から4までの段階があり、ステージ4は国際職業スキー教師連盟（ISIA）会員となります。

スキー教師: ステージ1～4
スノーボード教師: ステージ1～4
テレマークスキー教師: ステージ1～4

関連情報

公益社団法人日本プロスキー教師協会公式サイト
日本プロスキー教師協会 (sia.japan.official) - Facebook
* 日本プロスキー教師協会 - YouTubeチャンネル

SIAは、日本のスノースポーツの発展に貢献する重要な役割を担っています。技術指導、資格認定、国際交流などの活動を通じて、より多くの人々がスノースポーツを楽しめるよう、これからも活動を続けていくでしょう。

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