日本肖像写真家協会

日本肖像写真家協会について

日本肖像写真家協会（にほんしょうぞうしゃしんかきょうかい、略称：日肖写／JPPS）は、全国で肖像写真を専門とする写真家たちが集まった団体です。この協会は、肖像写真の技術と芸術性を追求し、その普及と向上に努めています。

沿革

この協会は1948年に「全国肖像写真作家連盟」として発足しました。その年のうちに新宿三越で初めての写真展を開催し、多くの人々に肖像写真の魅力を伝えました。

次の年、1949年には第2回展として『女性美』展が行われ、女性の美しさをテーマにした作品が多数展示されました。さらに1950年には『働く女性』展を開催し、社会で活躍する女性たちの姿を捉えた作品を発表しました。

1951年から1955年にかけても、さまざまなテーマの展覧会が行われ、例えば『現代の顔』展や『職場の顔』展では、時代の変化を反映した作品群が並びました。その後の1956年には、展覧会の作品をまとめた『人像』という作品集が発行され、協会の活動がより広く知られるきっかけとなりました。

1960年には日本肖像写真家協会に名称を変更し、その後も着実に活動を続けていきます。1971年には日本写真著作権協会の設立にも参加し、写真に関する権利の保護に貢献しました。

国際的な活動も精力的に行っており、1998年には上海市撮影家協会を招待して国際交流展を開催しました。このことを契機に、日本と中国の写真家たちの交流が深まり、様々な展覧会が進められました。2000年には、同協会が主催する世界撮影芸術写真展がヨーロッパやアジア各国で巡回され、多くの人々に日本の肖像写真の魅力を伝えました。

公式サイト

日本肖像写真家協会の活動や展覧会についての詳細は、公式サイトでご確認いただけます。活動の最新情報や各展覧会のスケジュール、会員の作品などが紹介されており、写真好きな方々にとって貴重なリソースとなっています。

このように、日本肖像写真家協会は、多様なテーマを通じて肖像写真の価値を高め、国内外の写真文化の発展に寄与しています。未来に向けてもさらなる活動が期待される団体です。

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