日本製鉄大分サッカー部

日本製鉄大分サッカー部

日本製鉄大分サッカー部（にっぽんせいてつおおいたサッカーぶ）は、九州サッカーリーグに所属する大分県大分市を拠点とした実業団サッカーチームです。2001年までは「新日鐵大分サッカー部」、その後2018年までは「新日鐵住金大分サッカー部」という名称で活動していました。

歴史

このクラブは1972年に新日本製鐵大分製鐵所のサッカー部として創設されました。1978年に鹿児島クラブと交替する形で九州リーグに昇格。1985年には、2年連続の準優勝を経て、初めてのリーグ優勝を達成します。1986年には全国社会人サッカー選手権大会でベスト4に進出しましたが、リーグ戦では最下位に沈み、大分県社会人サッカーリーグに降格。しかし、たった1年で復帰を果たし、翌1988年には再び優勝しました。

その後もクラブは安定した成績を残しましたが、1995年には再び最下位となり県リーグに降格し、1998年に九州リーグに復帰。その後、常に中位から上位の成績を維持し、2005年には全国社会人サッカー選手権大会で決勝に進出、延長戦の末ロッソ熊本と引き分け、同時優勝を果たしました。

2006年の第86回天皇杯では、1回戦から3回戦まで厳しい遠征を強いられましたが、ノルブリッツ北海道FCや松本山雅FCを破り、3回戦ではコンサドーレ札幌相手に延長戦を戦う健闘を見せました。

2014年、九州リーグでは前期6位から後期に8連勝を達成し、26年ぶりにリーグ優勝。しかし、全国地域サッカーリーグ決勝大会には進出できませんでした。2015年もリーグ連覇を達成しましたが、同じく全国大会での進出は叶いませんでした。2020年と2021年には新型コロナウイルスの影響によりリーグ参加を辞退し、2022年から再び九州リーグに復帰しました。

成績

リーグ戦

日本製鉄大分サッカー部は九州サッカーリーグでの成績を残しており、過去には4度のリーグ制覇を果たしています。具体的には、1985年、1988年、2014年、そして2015年に優勝しました。

タイトル

• - 九州サッカーリーグ: 4回（1985年、1988年、2014年、2015年）
• - 全国社会人サッカー選手権大会: 1回（2005年）

所属選手・スタッフ（2024年）

歴代監督

• - 2006-2012 藤澤哲也
• - 2013-2018 古園康彦
• - 2019- 岡部範智

歴代所属選手

• - 秋元雅博
• - 後藤臣市

ユニフォームと関連項目

日本製鉄大分サッカー部は、製鉄所に所属する他のスポーツチームとともに活動しています。たとえば、日本製鉄九州大分硬式野球部や日本製鉄大分ラグビー部も同様の背景を持ち、地域に根ざしたスポーツの振興に取り組んでいます。

公式Instagramアカウントもあり、クラブの最新情報や活動を発信しています。

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