日本電線工業会

一般社団法人日本電線工業会は、日本の電線製造事業者によって構成される業界団体です。経済産業省の管轄下で、電線業界全体の発展と健全化を目指し活動しています。

概要

本部所在地: 〒104-0045 東京都中央区築地1-12-22
会長: 大橋一彦（株式会社フジクラ 代表取締役会長）
会員数: 正会員127社・1団体、賛助会員18社・3団体（平成21年6月4日現在）

沿革

1948年 - 設立
1957年 - 社団法人に組織変更

事業内容

日本電線工業会は、以下の様な事業を行っています。

調査・広報活動: 電線製造事業に関する様々な調査研究を行い、その成果を広く社会に広報しています。技術動向や市場ニーズを把握し、業界の発展に貢献しています。
規格の制定: 電線に関する規格を制定し、品質の維持・向上を図っています。安全性を確保し、信頼性の高い製品が供給されるよう努めています。
環境保全活動: 環境負荷の低減に向けた取り組みを推進しています。資源の有効活用や廃棄物の削減など、持続可能な社会の実現に貢献しています。
モーダルシフトの推進: 環境負荷軽減への取り組みとして、トラック輸送から鉄道輸送への転換（モーダルシフト）を推進しています。具体的には、住友電工グループにおける工場間の銅伸線輸送や、古河電工グループにおける工場間の伸銅品輸送において、鉄道コンテナの利用を促進しています。

日本電線工業会の活動意義

電線は、電力や情報通信など、社会インフラを支える重要な役割を担っています。日本電線工業会は、電線業界の代表として、安全で高品質な電線の安定供給に貢献するとともに、環境問題や社会的な課題の解決にも積極的に取り組んでいます。その活動は、私たちの暮らしをより豊かに、そして持続可能なものにするために不可欠であると言えるでしょう。

外部リンク

一般社団法人日本電線工業会
* 日本電線工業会 公式YouTubeチャンネル

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