日本食肉格付協会

公益社団法人日本食肉格付協会は、食肉の公正な取引と品質向上を目的として設立された公益法人です。農林水産省食肉鶏卵課を旧所管とし、食肉の規格化と格付けを通じて、消費者と生産者の双方に貢献しています。

沿革

協会は1975年2月に設立されました。設立以来、食肉の品質に関する基準を設け、格付けを行うことで、市場における透明性を高めてきました。これにより、消費者は安心して食肉を選ぶことができ、生産者は品質に見合った評価を得られるようになりました。

目的と事業内容

協会の主な目的は、食肉の規格化と格付けを行うことです。具体的には、牛肉、豚肉などの食肉について、品質、脂肪の入り具合、色などを評価し、格付けを行っています。この格付けは、食肉の取引価格の決定や、消費者の購買判断の基準として活用されています。

また、協会は食肉に関する調査研究や情報提供も行っています。食肉の品質に関する最新の研究成果や、食肉の安全に関する情報などを、生産者や消費者に向けて発信しています。これにより、食肉業界全体の知識向上と、消費者の食肉に関する理解促進に貢献しています。

主要役員

協会の運営は、代表理事（会長）をはじめとする役員によって行われています。現在（2024年1月）の主要役員は以下の通りです。

代表理事（会長）：大野高志
業務執行理事（専務理事）：芳野陽一郎
* 業務執行理事（理事）：小野哲士

これらの役員は、協会の事業運営を統括し、食肉業界の発展に貢献しています。

本部所在地

協会の本部は、東京都千代田区神田淡路町にあります。

所在地：東京都千代田区神田淡路町二丁目1番2号　NCO神田淡路町2階

今後の展望

日本食肉格付協会は、今後も食肉の規格化と格付けを通じて、食肉業界の発展に貢献していくことが期待されます。消費者のニーズに応じた格付け基準の見直しや、新たな技術の導入など、常に変化に対応しながら、食肉の品質向上と安全確保に努めていくことが重要です。

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