日比野朱里

日比野朱里（ひびの あかり）のプロフィール

日比野朱里は、1959年7月5日に静岡県浜松市に生まれ、本名は小粥よう子です。彼女は日本の声優として広く知られており、特にアニメ『キャプテン翼』の主人公・大空翼役で有名です。

幼少期とキャリアの始まり

幼少期からの演劇への興味があり、日比野は幼稚園で初めてテレビに出演。その後、CMのお姉さんに憧れを持つようになりました。演劇にのめり込み、小学校から高校にかけて演劇部で活動し、中学時代には演劇部の創作ドラマに参加しました。アニメ自体にはあまり興味がなかったものの、テレビアニメ『海のトリトン』を観て、声優という職業の存在を知り、魅力を感じました。

上京とプロデビュー

声優を目指すために上京し、1978年に日本工学院専門学校演劇科に入学。その年に劇団櫂に入団し、アテレコの講座を受講する中で、声優業への意欲が高まりました。1981年には映画『宇宙戦士バルディオス』のアマチュア声優オーディションで準優勝し、同年には『まんが水戸黄門』で声優デビューを果たしました。1983年からは『キャプテン翼』の大空翼役を務め、多くのファンを魅了しました。

経歴の変遷

日比野はその後、様々な劇団に所属し、多様な役を経験しますが、1994年には一度引退します。再び声優活動を再開する際には、名前を日比野朱里に改名しました。40歳を過ぎてからも活躍し続け、特にゲームやOVAなどで以前の役柄を続けて演じました。

2002年には、さらなる活動の見直しから一時的に声優業を辞めることについても言及しましたが、その後もゲームやアニメに顔を出し続けています。近年では、美々里家朱琳（びびりやあかりん）名義で落語家としても活動を行っています。

プライベートと人となり

日比野の私生活については、彼女が『キャプテン翼』の原作者である高橋陽一氏の元妻であることが知られています。2021年には自身のFacebookで、離婚して7年であることを公表し、マスコミやファンから注目を浴びました。彼女の座右の銘は「自己満足」で、自身の作品やキャリアに満足する姿勢がうかがえます。

彼女の趣味はマイナーな芝居を観ることで、声優活動とは別の視点でも演劇への愛を示しています。さらには、いとこの娘がフリーアナウンサーとして活躍していたこともあり、家族においてもメディア関連の背景があるようです。

出演一覧

日比野は多数のアニメ作品に参加しており、特に以下の作品にその名が見られます：

• - キャプテン翼シリーズ（大空翼役）
• - エスパー魔美（コンポコ役）
• - るろうに剣心（沖田総司役）
• - HUNTER×HUNTER（フェイタン役）

彼女の活動は幅広く、アニメ業界の中で常に新たな挑戦をしていることが伺えます。日比野朱里という名前は様々な作品に刻まれ、今もなお多くのファンに愛されています。

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