日進会館

日進会館の概要

日進会館（にっしんかいかん）は、1988年に佐々木敬二館長によって兵庫県加古川市に設立されたグローブ空手団体です。ボクシングと空手の技術を融合させた独自の理論を基に、競技者の育成や技術向上を目指しています。

歴史的背景

日進会館は1990年代、まだK-1が大きく成長する前から選手を大会に送り出すなど、選手たちとともに格闘技界に貢献してきました。特に関西を拠点に活動しており、さまざまな大会を開催してきました。

2003年には、グローブ空手道選手権の第1回目となる「播州杯」を兵庫県立武道館で開催し、以後定期的に大会を行ってきました。これに続いて、同年には「BRAVE 2003 〜日進会館vsK-1戦士3対3対抗戦〜」を開催し、さらに格闘技ファンの注目を集めました。

大会と活動

日進会館では「BRAVE CORE」というプロキックボクシング大会も定期的に実施しており、選手たちの実戦経験の場となっています。特に、ムエタイ選手との交流や対抗戦を通じて、選手たちの実力向上に寄与しています。

また、2014年にはBRAVE COREのルンピニータイトルマッチを3回開催するなど、イベントを通じて多くのファンを魅了しました。

所属選手と育成

現時点で日進会館には、プロ志望の選手が8人、トレーニング中のその他の選手が5人、さらにキッズと呼ばれる若い世代の選手が37人在籍しています。これらの選手たちは、日進会館の独自の指導方法に基づいて技術を磨き、競技に励んでいます。特にキッズ選手の育成には特に力が入れられており、将来の格闘技界を担う有望な人材の育成が進められています。

現在の状況と展望

2017年には選手やトレーナーの移籍や引退が相次ぎ、一時的に困難な時期を迎えましたが、2018年現在では新たな選手やトレーナーが揃い、少しずつ再興を果たしています。日進会館は、今後さらに多くの選手を育て、格闘技界の発展に貢献することを目指し、間もなく新たなチャレンジに乗り出すことでしょう。

まとめ

日進会館は、ボクシングと空手を融合した独自のスタイルで、関西を中心に活躍している格闘技団体です。選手たちの技術向上のみならず、イベントの開催を通じて、格闘技の普及にも大きく寄与しています。これからの活動にも注目が集まります。

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