早坂まき子

早坂 まき子（はやさか まきこ）は、1981年9月7日生まれのフリーアナウンサーであり、かつては仙台放送のアナウンサーを務めていました。東京都品川区出身で、身長は155cm、血液型はB型です。祖父が宮城県出身という縁があります。

学生時代は、日本女子大学附属高等学校を卒業後、清泉女子大学文学部に進みました。この間、小中高から大学まで13年間を女子校で過ごしています。清泉女子大学在学中には、2002年にミス清泉女子大学に選ばれました。

大学卒業後の2005年、仙台放送に入社し、アナウンサーとしてのキャリアをスタートさせました。局アナ時代には、様々な報道番組や情報番組、スポーツ中継などを担当し、地域に根ざした活動を展開しました。特に、スポーツ番組への出演や、FNS26時間テレビの企画「三輪車12時間耐久レース」で局代表として参加し優勝するなど、多岐にわたる活躍を見せました。

2011年3月、東日本大震災が発生。早坂氏は仙台放送のアナウンサーとして、現場の深刻な状況を伝える報道に携わりました。この経験は、その後の活動に大きな影響を与えます。震災発生から間もない2011年4月30日をもって仙台放送を退社し、フリーランスに転向。同時に名前を「早坂まき子」に改名しました。退社後は、アナウンサーの山蔭ヒーロ氏が主宰する「ローカルドリームプロダクション」の立ち上げにも参画しています。

フリー転向後の活動の一つとして、震災復興支援に関わる番組を担当しました。2011年8月からはジュピターテレコム系列の関東地区ケーブルテレビで放送された「週間ボランティア情報"みんなのチカラ"」の総合キャスターを務め、自ら取材を行い、復興に向けた市民の取り組みやボランティア活動を紹介し、協力を呼びかけました。この番組は、仙台放送時代に震災の惨状を直接目の当たりにした経験が生かされています。番組内容はYouTubeでも配信され、関東圏外の視聴者も視聴可能でした。

人物としては、元東北放送アナウンサーの安東理紗氏と親交が深く、安東氏からは「いつも部屋に花を飾っている、とても女らしい人」と評されています。また、熱心な宝塚歌劇団のファンであり、自らも宝塚音楽学校に3年連続で挑戦した経験があります。いずれも最終面接まで進むも、残念ながら合格には至りませんでした。プライベートでは、2012年5月に結婚したことを自身のブログで公表しています。さらに、アナウンサーとしての活動にとどまらず、ギネス世界記録の認定員資格を持つというユニークな一面もあります。母校である清泉女子大学では、2012年9月より非常勤講師として音声表現の授業を担当しており、教育分野でも活躍しています。

これまでの主な出演は以下の通りです。

フリー時代

週間ボランティア情報"みんなのチカラ"（J:COM関東ほか、総合キャスター）
RFラジオ日本 第93回全国高等学校野球選手権大会・神奈川県代表決定戦（ベンチ・応援席情報）
東北コレクション（司会）

仙台放送時代

仙台放送スーパーニュース
ジュニ体操
BSフジ BJリーグ中継（仙台89ERSベンチレポーター）
名取市・市制50周年記念番組 もうひとつの熊野古道
スポルたん!
速報スポルたん!
情報ライブMovin'
FNSの日26時間テレビ2009 超笑顔パレード FNS27局対抗三輪車12時間耐久レース（局代表、優勝）
めざましテレビ公認 わがまま!気まま!旅気分（東北ローカル鉄道、青森食べつくし）
せんだいデザインリーグ 卒業設計 日本一決定戦（2010, 2011）
とんねるずのみなさんのおかげでした（矢島美容室映画PR大使）
* 映画「大奥」（フジテレビ系列アナウンサー出演）

このように、報道から情報、スポーツ、バラエティ、そして震災復興支援まで、幅広い分野で活躍してきたアナウンサーです。

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