早坂響

早坂 響（はやさか おと）について

早坂響は2005年7月26日に千葉県松戸市で生まれたプロ野球選手で、現在は千葉ロッテマリーンズに所属する右投右打の投手です。彼の野球人生は地元松戸市から始まり、早くからその才能を見せていました。

経歴

プロ入り前の経歴

早坂は小学1年生の時、地元のチーム『高塚新田ラークス』で野球をスタートしました。この時は遊撃手と中堅手を担当していましたが、中学に進学した松戸市立第五中学校では軟式野球部に入部し、一塁手や捕手として活躍しました。

その後、千葉県立幕張総合高等学校に進学し、1年の秋からは控え捕手としてチームに参加。2年の夏には背番号12を背負い、控え捕手として試合に出場しました。しかし、2年の秋には監督の柳田大輔から投手への転向を提案されました。投手の数が少ないチームの状況を受け、「賭け」として早坂は新たな道を歩むこととなります。

11月には投手転向を決意し、専門のトレーナー北川雄介から指導を受け始めました。早坂は冬を越える間に大きな成長を遂げ、球速は135km/hから150km/hを超えるまでに向上しました。3年春には背番号1をつけ、3年夏には千葉大会5回戦では専大松戸に敗れましたが、甲子園出場の経験はありません。

プロ入り

2023年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議で、千葉ロッテマリーンズから4位指名を受け、11月17日に契約を結びました。契約金は約4000万円、年俸は560万円という条件で新たなキャリアがスタートしました。背番号は59に設定され、担当スカウトは有吉優樹です。

選手としての特徴

早坂の投球スタイルは、インステップのフォームを活かしたムービングファストボールが特徴です。これはランダムな回転を持ち、高校時代には151km/hを記録するなどその速さが際立っています。さらにはスライダーも130km/hを超えるスピードと大きな変化を持っており、彼の切り札となっています。その他にもカットボール、カーブ、フォークといった多様な変化球も投じることができるため、打者にとっては攻略が難しい投手です。

人物紹介

松戸市出身の早坂は、幼少期にロッテのファンクラブ『TEAM26』に加入し、本拠地である千葉マリンスタジアムに何度も足を運ぶほどのロッテファンでした。このことで、彼の野球に対する情熱やファンへの理解が形成されていったのかもしれません。

最後に

早坂響はプロ野球界において今後の活躍が期待される若手投手として、多くの注目を集めています。今後、彼の成長を見守りたいと思います。

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