早川翼

早川翼（はやかわ つばさ）

1990年7月2日生まれ、福井県出身の元陸上競技選手。長距離種目を専門として活躍した。

プロフィール

出身地: 福井県
専門種目: 長距離
出身校: おおい町立名田庄小学校、おおい町立名田庄中学校、福井県立美方高等学校、東海大学
所属: トヨタ自動車陸上長距離部（元）

大学時代までの道のり

高校時代は、北信越地区でしのぎを削るライバルたちがいた。長野県の佐久長聖高校の村澤明伸や大迫傑、福井県内の鯖江高校の窪田忍といった、後に大学陸上界を牽引する選手たちだ。早川自身もインターハイに出場したが、全国高校駅伝への出場は叶わなかった。

早川は村澤明伸を追って東海大学へ進学。入学から間もない関東インカレでは、1部5000mに出場し、周囲の注目を集めていた村澤をラスト一周で抜き去り5位入賞を果たし、周囲を驚かせた。村澤は6位だった。その後、4年間、早川と村澤は互いに切磋琢磨しながらチームを牽引した。

箱根駅伝では、エースの村澤が2区を担ったため、早川は他の重要な区間を担当した。1年時は3区、2年・3年時は5区を走った。4年時には、第89回箱根駅伝出場を目指して予選会に挑んだが、村澤が故障で欠場した影響もあり、東海大学は予選落ちとなった。しかし、早川は予選会で東海大学のトップである全体の10位でゴールし、関東学連選抜のメンバーに選出され、本戦に出場。東海大学のエースである村澤が3年間走った2区を任された（区間10位）。給水係は村澤が務め、2人が並走する姿がテレビで放送された。

実業団での活躍

大学卒業後はトヨタ自動車に入社。社会人2年目の全日本実業団陸上（2014年）では10000mに出場し、日本人1位を獲得。全日本実業団駅伝（2015年）では最終7区を走り、トップでタスキを受けると、後続を大きく引き離し、区間賞を獲得。トヨタ自動車の4年ぶり2度目の優勝に大きく貢献した。

2015年の日本選手権10000mでは、28分39秒03で4位に入賞。大学卒業後、日清食品グループに入社した村澤と並んでゴールする姿を見せた。

2016年の全日本実業団駅伝では1区を担当。区間順位は14位だったものの、先頭との差を10秒以内に抑える力走で、チームの2連覇に貢献した。

引退

2021年のびわ湖毎日[[マラソン]]を引退レースとし、同年3月31日をもって現役を引退した。

駅伝戦績

詳細は不明。

自己ベスト

詳細は不明。

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