昆布ちゃん

昆布ちゃん (こんぶちゃん)

昆布ちゃんは1981年6月10日に北海道函館市で生まれた日本のお笑い芸人です。本名は橋本尊史で、旧芸名としてはハッシィや海山昆布を使用していました。彼のユーモラスな物真似と多彩なキャラクターは、多くのお笑いファンに愛されています。

経歴

コンビ時代

昆布ちゃんは函館大学付属有斗高等学校を卒業後、上京し、19歳でお笑いの道を目指しました。初めは東京NSCの9期生として入学しましたが、ネタ作りに苦労し、不安と自信のなさでいろいろな仕事をしながらフリーターとして過ごしていました。しかし、周囲の芸人仲間からの後押しを受け、再び挑戦することを決意。24歳の時に浅井企画の養成所に入所しました。

2007年には養成所で知り合ったかねごんとコンビ『高円寺パルサー』を結成し、テレビ番組『エンタの神様』にも出演して映像デビューを果たしました。2012年にはコンビを解散し、ホリプロコムを退社してピン芸人へ転向しました。

ピン芸人時代

2012年からはお笑い番組『R藤本の水曜はじけてまざれ!』でレギュラーとして出演し、初めてのレギュラー獲得を果たしました。もともとはタラちゃんの物真似を得意としていますが、ドラゴンボールに登場するキャラクターのモノマネでも知られるようになりました。2019年には芸名を海山昆布から昆布ちゃんに変更し、現在はフリーとして活動しています。

人物

昆布ちゃんは自分の芸風を進化させ続ける姿勢を持ち、緊張しがちな性格にもかかわらず新しい挑戦をし続けています。彼の物真似レパートリーは非常に多岐にわたり、サザエさんやドラゴンボール、さらにはキン肉マンなどのアニメキャラクターが中心です。また、常に新しいネタを探求し、自らのスキルを磨く努力家でもあります。

趣味はレトロゲームであり、特にファミコンの「スーパーマリオブラザーズ」を得意としている他、多くのゲームに詳しいです。また、彼は北海道での活動を大切にしており、地元愛が強いことでも知られています。

芸風と特徴

昆布ちゃんの芸風は物真似を基にしており、特にアニメやマンガのキャラクターを多く取り入れています。彼の代表的なレパートリーには、サザエさんのタラちゃんやドラゴンボールのキャラクターといった、馴染みの深いキャラが含まれています。

さらに、昆布ちゃんは多くのテレビ番組に出演しており、その力量を生かしたパフォーマンスで人気を博しています。他の有名な物真似芸人たちと競い合いながらも、自分ならではのスタイルを確立し、ファンの支持を集め続けています。

出演歴

彼の活躍の場はテレビだけに留まらず、ラジオやインターネット放送、さらにイベンやショーパブ仕立てのパフォーマンスなど、多方面にわたっています。多様な業務を行う中で、地域活性化にも貢献しており、北海道への定期的な訪問や地元イベントへの参加もしています。

昆布ちゃんは、彼自身の努力と才能を駆使して、これからもお笑い芸人として成長し続けることが期待されています。

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