明和町ふるさと会館

明和町ふるさと会館について

明和町ふるさと会館は、三重県多気郡の明和町にある重要な生涯学習の拠点です。この施設は、明和町立図書館と明和町立歴史民俗資料館から成り立ち、地域の文化や歴史を理解するためのサポートを提供しています。

概要

本館は鉄筋コンクリート構造（部分的に鉄骨造）の2階建てであり、建築面積は936.164㎡、延べ床面積は1,428.541㎡に及びます。1階部分では図書館が設置されており、読書や学習に利用されています。2階には歴史民俗資料館があり、地元の歴史や文化を学ぶための貴重な資源となっています。

沿革

施設の歴史は1977年（昭和52年）の明和町立中央公民館の完成にさかのぼります。この公民館の一部に図書室が設けられ、地域住民に知識を提供してきました。しかし、1990年（平成2年）に新たな生涯学習の施設としてふるさと会館の建設が決定され、1991年（平成3年）に正式に開館しました。この新しい施設には、図書館と郷土資料館が併設され、地域の歴史や文化を一層深く掘り下げることができるようになりました。

2007年（平成19年）には、指定管理者制度が導入され、図書館業務は株式会社「リブネット」に委託されています。リブネットは、明和町立明和中学校の図書室も運営しており、地域の教育活動に寄与しています。

年表

明和町ふるさと会館の歴史を振り返ると、1976年（昭和51年）8月18日に中央公民館の着工が行われ、その後1977年に建物が完成しました。1990年にはふるさと会館の着工が始まり、翌1991年に開館を迎えました。また、指定管理者制度の導入は2007年4月1日に実施されました。

周辺環境

明和町ふるさと会館の周囲には、明和町立中央公民館、明和郵便局、松阪警察署明和交番、明和町役場、JA多気郡本店、さらには明和町立明和中学校などがあります。これらの施設は、地域の生活基盤としての役割を果たしています。

アクセス

交通面では、近鉄山田線の斎宮駅から北東へ約2kmの地点に位置しており、徒歩で約25分の距離です。また、明和町町民バスが役場停留所から東へ約100mの位置にあり、徒歩1分ほどでアクセス可能です。

まとめ

明和町ふるさと会館は、地域の人々に質の高い学びや文化的な体験を提供する場として重要な役割を果たしています。これからも、地域社会の発展に寄与する施設としての使命を全うしていくことでしょう。

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