明本考浩

明本考浩：複数のポジションをこなすマルチロールプレイヤー

明本考浩選手は、1998年1月31日、栃木県宇都宮市生まれのプロサッカー選手です。現在、ベルギー1部のOHルーヴェンに所属し、ミッドフィールダー、フォワード、ディフェンダーと、複数のポジションを高いレベルでこなすユーティリティープレイヤーとして活躍しています。

経歴：地元栃木から世界へ

明本選手は小学生時代から栃木SCのアカデミーに所属し、サッカーの基礎を培いました。高校卒業後、トップチームへの昇格はせずに国士館大学へ進学。大学在学中の2019年にはユニバーシアード日本代表に選出され、優勝に貢献する活躍を見せました。

大学卒業後の2020年、明本選手は地元栃木SCへ加入。シーズン開幕戦でプロデビューを果たすと、同年8月にはプロ初ゴールを記録しました。2021年には浦和レッズへ完全移籍。浦和ではJ1初ゴールを含む多くの試合に出場し、チームの勝利に貢献しました。

2024年1月、明本選手はベルギー1部のOHルーヴェンへ期限付き移籍。その活躍が認められ、同年7月には完全移籍が決定しました。これは、彼の才能と努力が実を結んだ結果と言えるでしょう。

プレースタイル：献身的なハードワークと高い適応力

明本選手の最大の特徴は、その高い適応力です。ボランチ、2トップ、サイドバック、トップ下、1トップと、様々なポジションをこなせるマルチロールプレイヤーとして知られています。170cm、65kgと小柄ながら、豊富なスタミナと献身的なプレーで90分間走り続け、攻守両面でチームに貢献します。

特に、対人プレーの強さは彼の大きな武器。小柄ながらフィジカルの強さを生かし、激しい競り合いにも負けないタフさを持ち合わせています。

さらに、明本選手は栃木SCのアカデミー出身者として初めてトップチームでゴールを決めた選手という実績も持っています。これは、彼が地元クラブで育ち、そのクラブに貢献してきた証と言えるでしょう。

人間性：同期との絆

明本選手は、国士館大学時代には住吉ジェラニレショーン選手、高橋利樹選手と同期でした。大学時代からの仲間との絆も、彼の成長を支える大きな力となっていることでしょう。

これからの活躍

ヨーロッパでの挑戦を始めた明本選手。彼の今後の活躍に期待が高まります。高い適応力と献身的なプレーで、さらに多くの勝利に貢献し、世界で活躍する日本人選手として名を馳せることを期待しています。

所属クラブ

FCみらい
栃木SCサッカースクール（宇都宮市立簗瀬小学校）
栃木SCジュニア
2010年 - 2012年 栃木SCジュニアユース（宇都宮市立旭中学校）
2013年 - 2015年 栃木SCユース（作新学院高等学校）
2016年 - 2019年 国士館大学
2020年 栃木SC
2021年 - 2024年6月 浦和レッズ
2024年1月 - 同年6月 OHルーヴェン（期限付き移籍）
2024年7月 - OHルーヴェン

タイトル

クラブ

浦和レッズ
天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会：1回（2021年）
FUJIFILM SUPER CUP：1回（2022年）
AFCチャンピオンズリーグ：1回（2022年）

代表

ユニバーシアード日本代表
ユニバーシアード：1回（2019年）

個人

* 関東大学サッカーリーグ戦2部 ベストイレブン：1回（2019年）

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