星槎中学校・高等学校

星槎中学校・高等学校

星槎中学校・高等学校は、神奈川県横浜市旭区に所在する私立の中高一貫校です。学びの多様化学校（いわゆる不登校特例校）として、多様な背景を持つ生徒たちが共に学ぶ環境を提供しています。中学校と高等学校はそれぞれ異なる場所に位置していますが、連携を取りながら教育活動を行っています。

概要

星槎中学校・高等学校は、星槎大学、星槎国際高等学校などの系列校とともに、星槎グループを構成しています。中高一貫教育の特徴として、中学校からの内部進学者と高等学校からの外部進学者が、高校1年生から混合クラスで学ぶ併設混合型を採用しています。また、内閣府と文部科学省から教育特区の指定を受けており、学校独自の裁量でカリキュラムを編成できる点が特徴です。多くの中学卒業生はそのまま星槎高等学校へ進学しますが、星槎国際高等学校や外部の高校、特別支援学校へ進学する生徒もいます。

沿革

星槎中学校・高等学校のルーツは、1972年に宮澤保夫氏が開いた「鶴ヶ峰セミナー」に遡ります。その後、1985年に宮澤学園高等部として開校し、当初は男子のみの4年制高等専修学校でした。1994年には3年制となり男女共学化。1999年には星槎国際高等学校が開校しました。2004年には私立学校として正式に認可され、2005年に星槎中学校、2006年に星槎高等学校が開校し、中高一貫校としての体制が整いました。

建学の精神など

建学の精神

「社会に必要とされることを創造し、常に新たな道を切り開き、それを成し遂げる」を建学の精神としています。

教育理念

「必要とする人々のために新たな道を創造し、人々が共生できる社会の実現を目指し、それを成し遂げる」ことを理念としています。

教育目標

「困難な場面において相手を思い、笑顔を勇気をもって立ち向かう強い心の育成」を目標としています。

校訓

• - 労働：人のために働くこと
• - 感謝：いつも感謝の気持ちを忘れないこと
• - 努力：努力し続け決して諦めないこと

星槎の三つの約束

• - 人を認める
• - 人を排除しない
• - 仲間を作る

経歴

• - 1972年4月：宮澤保夫氏が鶴ヶ峰セミナー（現・ツルセミ）を開塾。
• - 1978年4月：セミナー出版会が発足。
• - 1980年10月：鶴ヶ峰セミナーが有限会社鶴ヶ峰セミナーとして発足。
• - 1982年12月：株式会社オルビスツルセミ十日市場校が開校。
• - 1984年12月：文部大臣指定の宮澤学園高等部が設置認可。
• - 1985年4月：宮澤学園高等部が4年制男子技能連携校として開校。
• - 1994年4月：3年制となり、男女共学に変更。
• - 1991年5月：「LD児の自立を支える親の会」により、フリースクール飛翔（後の宮澤学園中等部飛翔）が開校。
• - 1996年4月：宮澤学園中等部飛翔（現・星槎中学校）として横浜市青葉区に移転。
• - 1999年4月：星槎国際高等学校（通信制）が開校。
• - 2004年6月：文部科学省により教育特区の認定を受ける。
• - 2004年12月：神奈川県知事より星槎中学校の設置が認可される。
• - 2005年4月：星槎中学校が横浜市緑区十日市場町に開校。
• - 2005年10月：星槎高等学校が文部科学省により教育特区の認定を受ける。
• - 2006年3月：神奈川県知事より星槎高等学校の設置が認可される。
• - 2006年4月：星槎高等学校が開校。
• - 2011年4月：星槎中学校、星槎高等学校が横浜市旭区若葉台に移転。
• - 2015年：Seisa Africa Asia Bridge 開始
• - 2019年4月：星槎中学校が横浜市緑区霧が丘に移転。
• - 2021年4月：星槎高等学校に通信制課程普通科設置。

交流校

修学旅行では、以下の学校と交流があります。

• - マリアナ・ハイスクール（サイパン）：高校2年生
• - カハカイ小学校（ハワイ）：中学2年生

希望者にはニューヨークへの海外研修も実施されています。

脚注

[脚注のリンクは省略]

関連項目

• - 星槎大学
• - 星槎国際高等学校
• - 星槎もみじ中学校
• - 星槎名古屋中学校
• - 神奈川県中学校一覧
• - 神奈川県高等学校一覧

外部リンク

• - 星槎グループ
• - 星槎高等学校
• - 星槎中学校

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