映画 ふたりはプリキュア Max Heart

映画 ふたりはプリキュア Max Heart

『映画 ふたりはプリキュア Max Heart』は2005年4月16日に劇場で公開された作品で、人気アニメ「ふたりはプリキュア」の映画版です。これはプリキュアの初めての映画であり、公開初週では4位の記録を持ち、最終的に興行収入は約8億5000万円に達しました。観客動員数は76万5000人を超え、大きな支持を受けました。また、映画と同時にコミック版も登場し、ファンの関心を集めました。

概要

本作では、特別ゲストとして工藤静香が「希望の園」の女王役で出演し、エンディング曲も手掛けています。さらに、当時朝日放送のアナウンサーであった赤江珠緒が妖精騎士団の一員・ハート役として声優を務めました。タイトルの「映画」はオープニング部分には表示されていない点も特徴的です。

ストーリー

物語の冒頭、悪の影がプリキュアたちを襲撃しますが、彼女たちはその影を退けることに成功します。しかし、その影は「希望の園」からやってきた7人の精霊であり、彼らの真の目的は、闇の世界の魔女から「希望の園」の力の源である「ダイヤモンドライン」を守ることでした。

プリキュアたちは「希望の園」の戦士たちと共に旅に出ます。希望の園では華やかな舞踏会に招待されたプリキュアたちが、その瞬間を楽しんでいると、ドツクゾーンの魔女が現れ、ダイヤモンドラインを奪い去ります。彼女たちは闇の魔女に立ち向かうため、再び勇気を奮い起こすことになります。

登場人物

美墨 なぎさ（キュアブラック） - 中学3年生で、プリキュアに変身する。一時的にチャイナドレスを身にまとい、舞踏会に参加。
雪城 ほのか（キュアホワイト） - 同じく中学3年生。純白のドレスに身を包む。
* 九条 ひかり（シャイニールミナス） - 中学1年生で、「TAKO CAFE」の手伝いをしながら舞踏会に参加。

他にも、彼女たちのパートナーであるメップルやミップル、TAKO CAFEのオーナー藤田アカネ、そして希望の園の住人たちが登場します。女王や王子、執事たちも物語に色彩を加えています。

敵キャラクター

物語の悪役である魔女は冷酷な性格を持ち、友情や希望を否定する厄介な存在です。彼女は「希望の園」を襲い、「ダイヤモンドライン」を奪おうとするが、プリキュアたちと妖精騎士団の力で立ち向かいます。

特徴とエンディング

映像ソフト化もされ、DVDは2005年に、ブルーレイは2015年に発売されました。主題歌や挿入歌など楽曲も多く用意され、その魅力を一層引き立てています。

まとめ

この映画『ふたりはプリキュア Max Heart』は、プリキュアシリーズのファンにとって特別な作品であり、多くの愛されるキャラクターと共に壮大なストーリーを描いています。友情や希望の力がテーマとなっており、視覚的にも楽しい演出が施されています。プリキュアたちの成長や奮闘が描かれたこの作品は、若い観客だけでなく、すべての世代に感動を与えています。

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